お知らせ
女性研究者研究活動支援事業シンポジウム―多様な研究者の活躍をめざして―を開催しました

開会挨拶をする蓼沼学長
女性研究者研究活動支援事業シンポジウム―多様な研究者の活躍をめざして―を、平成27年9月29日(火)にマーキュリータワー7階 マーキュリーホールで開催しました。
女性研究者研究活動支援事業は、女性研究者がその能力を最大限発揮できるよう、出産・子育て・介護(「ライフイベント」)、研究と生活との調和(「ワーク・ライフ・バランス」)に配慮した研究環境の整備及び研究力向上のための取組を支援する、文部科学省が実施する補助事業です。
本学は、平成25年度に採択されて以降、様々な取組を行っており、その成果等をシンポジウムにおいて報告しました。
シンポジウムは、蓼沼宏一学長による開会挨拶から始まり、来賓挨拶として、唐沢裕之文部科学省科学技術・学術政策局人材政策課人材政策推進室長から、「研究環境のダイバーシティ実現に向けて~科学技術・学術分野における女性の活躍促進~」と題し、女性研究者の採用・登用等の現状及び女性の活躍促進に関する取組及び文部科学省の関連施策の最新情報等について説明がありました。
次に、青木玲子九州大学理事・副学長による特別講演「九州大学における女性研究者支援と増加策」が行われ、九州大学における先進的な取組の事例とその成果について紹介がありました。
その後、南裕子役員補佐から全体報告として、女性研究者研究活動支援事業における、「一橋大学男女共同参画ポリシー」の公表、推進体制の説明、これまでの成果、活動内容及び今後の取組の方向性について報告しました。
![]() 来賓挨拶をする |
![]() 講演をする |
![]() 全体報告をする |
続いて、学内の教員から、グループメンタリング、研究支援員制度、女性大学院生のキャリア支援について、各々の活動及び今後の取組への提案等について個別報告しました。
最後に、各報告等を受け、山村康子科学技術振興機構(JST)プログラム主管から、本学の女性研究者研究活動支援事業の取組に対する講評があり、佐藤宏理事・副学長による閉会の挨拶をもって終了しました。
![]() 講評をする |
![]() 閉会の挨拶をする |
なお、シンポジウムの行われたマーキュリーホール内の別ブースにおいては、国籍、役職経験等多様な学内外の研究者23名による、豊富な経験を踏まえ、長期的なキャリア形成に触れたメッセージの書かれたロールモデルがパネル展示され、シンポジウム出席者は熱心に見入っていました。
![]() シンポジウムの様子 |
![]() パネル展示場 |