お知らせ
平成26年度夏の日本探訪旅行(南信州)が行われました
一橋大学では、留学生を対象に日本文化の体験と学生間の交流を目的とした日本探訪旅行を夏冬の年2回実施しています。今夏は、8月5、6日の1泊2日で38人の学生(留学生32人、日本人サポート学生6人)が南信州(長野県)を訪れました。
一行はまず、飯田市の「元善光寺」を詣で、その後、伝統の水引工芸を見学。結納品の絢爛かつ繊細な美しさに驚きの声を上げていました。「伊那谷道中かぶちゃん村」では、染色、機織り、紙すき、陶器絵付けのグループに分かれて挑戦。出来上がった作品に満足気な様子でした。宿泊先の昼神温泉では露天風呂に入り、浴衣姿で和食を堪能。二次会のカラオケでは、ジャパニーズポップスをはじめ、それぞれの国の歌を肩を組み合い熱唱していました。
翌日は、早朝から中山道は妻籠・奈良井宿を訪れ、地元の人の手で大切に守り、受け継がれてきた昔の町並みに感激しシャッターを切る学生や、土産物屋で店の人と交流する学生など、それぞれに満喫している様子でした。なかでも圧巻だったのは、浦島太郎伝説が残る「寝覚の床」。巨岩をよじ登り、迫力ある風景を楽しみました。
中国、韓国、台湾、香港、ミャンマー、カンボジア、インド、アメリカ、オーストラリアといった多様な国々からの留学生が日本人学生とともに参加した今回の旅行では、普段触れることのできない日本の文化・歴史を知り、学年や専攻を越えて交流を深めることができました。また、国際交流を通じて日本だけではなく様々な国の文化を相互に知ることもでき、非常に有意義なものとなりました。
元善光寺を訪問
昼神温泉の宿にて
情緒豊かな妻籠宿