お知らせ
「科研費制度説明会」を開催しました
本学では、7月24日、科研費制度説明会を開催しました。
基金化をはじめとする近年の科研費制度改正について、採択者はもとより今後応募を予定している研究者、関係者が正しく理解することを目的としたもので、制度改革の立役者である文部科学省 研究振興局 学術研究助成課長の渡邊淳平氏が「学術研究を支える科研費制度」と題して講演されました。
渡邊課長は、基金化導入の背景や複数の科研費による共用設備の購入が可能となったこと、審査の仕組み等について、豊富なデータと具体的な事例を用いて説明されました。特に「科研費担当職員は、研究者本位で考え、効果的・効率的に、かつ公正に使用する支援者たるべき」との言葉に、100名を超える参加者は大いに刺激を受けた様子で、「科研費に積極的に応募し、かつ高い採択率を達成する」という課題に取り組んでいる本学の応募件数増加につながることが期待されます。
また、本学が制作した「研究費使用ハンドブック2012」が出席者全員に配布され、研究費の適正な使用の徹底が呼びかけられました。
講演する渡邊課長