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第6回一橋大学関西アカデミア シンポジウム「都市の創造性」を開催しました

 「都市の創造性」をテーマとする第6回関西アカデミアを、2010年10月9日(土)13:30~17:30、大阪のザ・フェニックスホールで開催いたしました。

 現代の都市に求められる要件は広汎にわたります。世界の、そしてわが国の諸都市は、住民が安心して暮らせる生活空間・インフラを形成・維持するという課題を担う一方で、豊かな学術文化を育み、経済活力に富む、創造性の高い都市を目指して競い合っています。本シンポジウムでは、そうした先端的な課題に対し、私たち大学人はどう取り組むべきかを考えました。

 基調講演に、作家・詩人として著名な辻井喬氏を迎え、本学社会学研究科の林大樹教授の司会のもと、辻井氏、大阪市立大学都市研究プラザ所長の佐々木雅幸教授、同副所長の水内俊雄教授、田崎宣義一橋大学名誉教授、本学社会学研究科の町村敬志教授がパネル・ディスカッションを行いました。
 プログラムは、山内進副学長の挨拶を皮切りに、西澤良記大阪市立大学長の挨拶、基調講演、パネル・ディスカッションと続き、杉山武彦学長の挨拶で終了いたしました。
 参加者は、関係者を含め約150名。大阪ばかりではなく、京都や奈良、埼玉、福岡からも、企業や公的機関に勤務されている方や学生、市民が集まり、質疑応答時には多数の質問が寄せられるなど、活況を呈しました。
 次回の関西アカデミアは、東アジアの国際経済をテーマとし、2011年2月19日(土)に大阪国際会議場で開催する予定です。ふるってご参加ください。

※当日の様子を、以下のプログラム一覧から動画でご覧になることができます。

第6回一橋大学関西アカデミア シンポジウム「都市の創造性」
●日時2010年10月9日(土) 13:30~17:30
●会場ザ・フェニックスホール(大阪市北区)
●主催一橋大学
●共催大阪市立大学都市研究プラザ
●協賛大阪ガス株式会社 オムロン株式会社 関西電力株式会社 小林製薬株式会社 塩野義製薬株式会社 住友生命保険相互会社 住友電気工業株式会社 株式会社富士通マーケティング 株式会社村田製作所(順不同)
●後援大阪市

講演プログラム
1 開会挨拶 一橋大学理事・副学長 山内 進 映像
2挨拶大阪市立大学長 西澤 良記映像
3問題提起一橋大学大学院社会学研究科教授 林 大樹 映像
4基調講演 「都市の生態学」詩人・作家 辻井 喬映像
5パネル・ディスカッション(第1部)
詩人・作家 辻井 喬
大阪市立大学都市研究プラザ所長 佐々木 雅幸映像
一橋大学大学院社会学研究科教授 町村 敬志映像
一橋大学名誉教授・大学院社会学研究科特任教授 田崎 宣義 映像
大阪市立大学都市研究プラザ副所長 水内 俊雄映像
[司会]一橋大学大学院社会学研究科教授 林 大樹
6パネル・ディスカッション(第2部)同上映像
7閉会挨拶一橋大学長 杉山 武彦映像

●講演者プロフィール

辻井 喬(つじい たかし)
詩人・作家。1927年東京生まれ。1955年に詩集『不確かな朝』を刊行、以来詩集のほか、小説、エッセイ等を次々と発表。英語、フランス語、イタリア語の他、中国語や韓国語など外国語での翻訳出版も多数。2006年に第62回恩賜賞・日本芸術院賞を受賞。日本芸術院会員、日本ペンクラブ理事、日本文藝家協会副理事長。
主な詩集に『異邦人』(室生犀星詩人賞受賞)、『群青、わが黙示』(高見順賞受賞)、『鷲がいて』(現代詩花椿賞、読売文学賞詩歌俳句賞受賞)、『自伝詩のためのエスキース』(現代詩人賞受賞)、また小説に『いつもと同じ春』(平林たい子文学賞受賞)、『虹の岬』(谷崎潤一郎賞受賞)、『沈める城』(親鸞賞受賞)、『風の生涯』(芸術選奨文部科学大臣賞受賞)、『父の肖像』(野間文芸賞受賞)、評論・エッセイ集に『新祖国論』などがある。
近著に詩集『辻井喬 全詩集』(思潮社)、小説『茜色の空』(文藝春秋)、回顧録『叙情と闘争』(中央公論社)、紀行『古寺巡礼』(角川春樹事務所)、書評集『辻井喬書評集 かたわらには、いつも本』(勉誠出版)など。

佐々木 雅幸(ささき まさゆき)
1949年名古屋市生まれ。京都大学経済学部卒、京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。京都大学博士(経済学)。現在、大阪市立大学都市研究プラザ所長、大学院創造都市研究科教授。
学会等:文化経済学会<日本>会長(2008年から2年間)、日本地域経済学会理事、日本経済政策学会理事
受賞:金沢市文化活動賞(1999年度)、日本都市学会賞(2003年度)
著書:『創造都市と日本社会の再生』(公人の友社、2004年)、『創造都市への挑戦』(岩波書店、2001年(2003年度日本都市学会賞を受賞))、『創造都市の経済学』(勁草書房、1997年)、『都市と農村の内発的発展』(自治体研究社、1994年)、『現代北陸地域経済論』(金沢大学経済学部研究叢書、1992年)

水内 俊雄(みずうち としお)
1956年和歌山県和歌山市生まれ。京都大学理学部地球物理学科卒業、京都大学文学部史学科卒業(地理学専攻)、京都大学大学院文学研究科博士課程中退。大阪市立大学博士(文学)。現在、大阪市立大学都市研究プラザ副所長、大学院文学研究科教授。
学会等:人文地理学会理事
著書:『モダン都市の系譜―地図から読み解く社会と空間』、共著、(ナカニシヤ出版、2008年)、『「開発」の変容と地域文化』、共著、(青弓社、2006年)
編著書:『創造都市と社会包摂』(水曜社、2009年)、『歴史と空間』(朝倉書店、2006年)、『空間の政治地理』(朝倉書店、2005年)、『空間の社会地理』(朝倉書店、2004年)、雑誌『ホームレスと社会』(明石書店)編集

田崎 宣義(たさき のぶよし)
一橋大学名誉教授・大学院社会学研究科特任教授。1947年生まれ。一橋大学経済学部卒、一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了、一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。一橋大学大学院社会学研究科長・社会学部長、一橋大学副学長等を経て、現職。専門は歴史社会研究分野(社会史日本)。
著書・共著等:『新編千代田区史 通史編・通史史料編・年表/索引編』(千代田区、1998)、『沼津市史 史料編近代』(沼津市、1997)

林 大樹(はやし ひろき)
一橋大学社会学研究科教授。1954年生まれ。一橋大学社会学部卒、一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学。専門は労働問題、人的資源管理、コミュニティ政策論、社会組織論。
著書・共著等:若林秀樹編『希望立国、ニッポン 15の突破口』(共著 日本評論社、2006.9.20)、渡辺治編『変貌する<企業社会>日本』(共著 旬報社、2004.7.30)

町村 敬志(まちむら たかし)
一橋大学社会学研究科教授。1956年北海道生まれ。東京大学文学部第4 類(社会学専修課程)卒、東京大学大学院社会学研究科社会学専門課程修了、東京大学大学院社会学研究科社会学専門課程博士課程退学。専門は社会学、都市研究、エスニシティ研究。
著書・共著等:『社会学』(共著 有斐閣、2007年)、似田貝香門監修 町村敬志編『地域社会学講座 1 地域社会学の視座と方法』(編著 東信堂、2006年)、町村敬志・吉見俊哉編『市民参加型社会とは――愛知万博計画過程と公共圏の再創造――』(共編著 有斐閣、2005年)、町村敬志編『開発の時間 開発の空間――佐久間ダムと地域社会の半世紀』(編著 東京大学出版会、2006年)等
受賞:東京市政調査会・藤田賞(第21回)(『「世界都市」東京の構造転換――都市リストラクチュアリングの社会学』(東京大学出版会)に対して)(1995年)

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