国際刑事裁判所と学術交流協定を締結しました
2025年8月7日
2025年8月4日、本学は国際刑事裁判所(International Criminal Court: ICC)と全学レベルの学術交流協定を締結し、ICCの赤根智子所長と中野聡学長による協定調印式が本学において執り行われました。
ICCは、国際社会全体の関心事である重大な犯罪(集団殺害犯罪、人道に対する犯罪、戦争犯罪など)を犯した個人を訴追・処罰するために設立された常設の裁判所(1998年採択のローマ規程に基づいて設立)です。現在は、日本から選出された裁判官である赤根智子判事が所長を務めています。
赤根所長は昨年8月にも本学を訪問し、ICCの意義とその国際刑事司法における役割について講演を行っています。
https://ggr.hias.hit-u.ac.jp/2024/10/08/event-co-hosted-by-the-graduate-school-of-law-the-law-school-and-ggr-the-significance-of-the-icc-international-criminal-court-and-its-role-in-international-criminal-justice/
今回の協定締結により、本学とICCは学術面での交流の活性化を図るとともに、ICCが実施するインターンシッププログラムへの本学学生の参加について協力していくことになっています。調印式後に行われた懇談会には、屋敷二郎副学長(グローバル連携)と竹下啓介法学研究科長が加わり、今後の連携内容や大学教育の国際化について活発な意見交換が行われました。
一橋大学は、今後も国際機関との連携を積極的に進め、教育・研究のさらなる国際化を推進してまいります。
ICCのホームページはこちら(英語)

調印式の記念撮影(左が中野学長、右が赤根所長)

懇談会に出席した屋敷副学長(左端)と竹下法学研究科長(右端)とともに記念撮影