一橋大学政策フォーラム
長い経済停滞、経済的・政治的な混迷。そのなかで、日本は新しい経済成長の原動力と世界政治における貢献のあり方を求めて模索を続けています。本フォーラムは、次の日本を目指して、一橋大学の研究者の企画による政策発信を行うことを目的としています。各分野の第一人者や政策の最前線の人たちとの討論を経て、研究成果を研ぎ澄まされた政策として発信することを目指しています。
平成29年度開催のフォーラム
日程 | 演題・詳細 |
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第4回 平成30年2月5日(月) (東京都千代田区一ッ橋 学術総合センター2階) |
演題:生産性向上と働き方改革 -新たなデータと分析手法を用いた提言- ●開催概要 開催挨拶:小塩隆士(一橋大学経済研究所所長) 趣旨説明:都留康(一橋大学教授) 第一部 働き方改革の目的と方法 講演:播磨 昭彦 (SCSK株式会社上席執行役員人事グループ分掌役員) SCSKの『働き方改革』~ 働きやすい、やりがいのある会社を目指して~ 講演:神津 里季生(日本労働組合総連合会会長) 「働くことを軸とする安心社会」の実現に向けて 第二部 研究者からの発信とパネル討論 報告1: 大湾秀雄(東京大学教授) 「ソフトウェア開発における早期すり合わせの効果と働き方改革への示唆」 報告2: 徳丸宜穂(名古屋工業大学准教授) 「製品開発エンジニアの仕事実態:日中韓比較」 報告3: 中島賢太郎(一橋大学准教授) 「職場内コミュニケーションと生産性:ウェアラブルセンサによる検証」 報告4: 都留 康(一橋大学教授) 「製品開発におけるアイデアの創出と人材マネジメント:日本の針路を考える」 パネル討論と質疑応答 閉会の挨拶:都留康(一橋大学教授)
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第3回 平成30年1月19日(金) TKP東京駅八重洲カンファレンスセンター ホール7C (東京都中央区京橋1-7-1) |
演題:ロシア研究センター開設10周年記念企画 「経済制裁下プーチンのロシア」 ●開催概要 ・開会挨拶および企画の趣旨説明 雲 和広 (一橋大学経済研究所教授) ・講演:溝端 佐登史(京都大学経済研究所所長) 「ロシア経済のいま-成長戦略の行方」 ・講演:仙石 学(北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター長) 「中東欧からみたロシア-脅威かパートナーか」 ・ラウンドテーブル「国際社会と対峙するロシア-外交・社会・企業-」 コーディネーター:安達 祐子(上智大学外国語学部教授) 兵頭 慎治(防衛省防衛研究所地域研究部長) 「経済制裁下のロシア外交-米国、中国、日本との関係を中心に-」 雲 和広 (一橋大学経済研究所教授) 「ロシア世論調査に見る政治的姿勢」 岩﨑 一郎 (一橋大学経済研究所教授) 「ロシア企業への制裁効果」 ・パネルディスカッション「制裁下のロシアを見る眼」 コーディネーター:安達 祐子(上智大学外国語学部教授) 溝端氏・仙石氏・兵頭氏・雲教授・岩﨑教授によるパネルディスカッション ・ 閉会の挨拶:小塩 隆士(一橋大学経済研究所所長)
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第2回 平成29年12月5日(火) 一橋講堂 (東京都千代田区一ッ橋 学術総合センター2階) |
演題:デジタルエコノミーと競争政策 -事業戦略と競争ルールの望ましいあり方を考える- ●開催概要 ・開会挨拶・趣旨説明 岡田 羊祐(CPRC所長,一橋大学大学院経済学研究科教授) ・第一部 基調講演①:杉本 和行(公正取引委員会委員長)「競争政策の歴史的回顧と現代的意義、将来的展望」 基調講演②:大橋 弘(東京大学大学院経済学研究科教授) 「ビッグデータと競争政策」 コメント:武田 邦宣(大阪大学大学院法学研究科教授) 「法的論点からのコメント」 ・第二部 導入講演①:黒本 和憲(コマツ取締役(兼)専務執行役員)導入講演②:菅久 修一(公正取引委員会経済取引局長) ・パネルディスカッション 大橋教授・武田教授・黒本氏・菅久氏によるパネルディスカッション モデレーター:岡田 羊祐(CPRC所長,一橋大学大学院経済学研究科教授) ●開催報告記事(PDF) |
第1回 平成29年10月28日(土) 如水会館 スターホール (東京都千代田区) |
演題:グローバルな社会と法の役割- 一橋大学におけるグローバル・ロー研究・教育の展開 ●開催概要 ●開催報告記事(PDF) |
お問い合わせ
一橋大学 総務部 研究・社会連携課
〒186-8601東京都国立市中2-1
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