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中国人民大学法学院一行が本学を訪問しました

 楊東中国人民大学法学院副院長(准教授)及び同大学法学院の学生11人が、1月22日(水)から28日(火)まで日本に滞在し、本学の千代田キャンパス及び国立キャンパスを訪問しました。今回の訪日は、楊東副院長の指導教員であった布井千博国際企業戦略研究科教授の企画により実現しました。
 千代田キャンパスでは、起業時における資金調達の法的諸問題、金融市場における投資家保護の法的諸問題、インターネット・ファイナンスのモデルと法的諸問題等々、多岐に亘って意見交換を行いました。さらに、本学と連携関係にある東京工業大学からの参加もあり、同じテーマについて、米国、日本、中国の比較研究と事例分析を行うなど、短期間ながら精力的な研究交流が行われました。
 1月28日には、国立キャンパスを訪問し、本学学生との交流を行いました。当日は、山部法学研究科長から歓迎の挨拶があり、続いて、楊東副院長から、学生交流に期待している旨の答礼挨拶がありました。その後、兼松講堂や附属図書館などキャンパス内を見学した後、マーキュリータワーで交流会を行いました。交流会は、青木法学研究科教授の軽妙な司会のもと、志波中国交流センター代表から本学の概要紹介があり、その後、両校の学生代表による挨拶、参加学生の自己紹介と続きました。楊東副院長は、今回の訪日における研究テーマを紹介する際に、中国における金融改革に資する法整備の重要性を強調し、今回の訪日もその研究の一環であると述べられました。また、日中両国の緊張関係が続く今だからこそ、学生や教員の研究を通しての大学間交流が一層重要になることも、力強く表明されました。
 その後の懇親会では、両大学の学生たちが二つのテーブルに分かれて交流を深め、さらに、山部研究科長、青木教授、王雲海法学研究科教授、但見法学研究科准教授を学生が囲んでいくつも交流の輪ができ、和やかな空気の中、盛会のうちに名残惜しみながらの閉会となりました。



写真:千代田キャンパス(ICS)での交流会の模様
千代田キャンパス(ICS)での交流会の模様

写真:兼松講堂前での記念撮影
兼松講堂前での記念撮影

写真:交流会における楊東副院長のスピーチ
交流会における楊東副院長のスピーチ

写真:懇親会の模様①
懇親会の模様①

写真:懇親会の模様②
懇親会の模様②

写真:懇親会後の記念撮影に写る両大学学生と両大学教員
懇親会後の記念撮影に写る両大学学生と両大学教員

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