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中国人民大学との共催による「第5回アジア政策フォーラム2015」を開催しました

 社会科学の研究総合大学として、日中双方の国におけるトップランナー的な存在である一橋大学と中国人民大学。両大学は2004年に学術交流協定を、2009年には学生交流協定を締結し、その交渉過程において、毎年東京と北京で交互にシンポジウムを開催することが合意されました。2010年4月に如水会館で「第1回アジア政策フォーラム」を開催、その後、全学的な国際学術交流の場として回を重ね、第1回及び第2回は金融問題を中心テーマに、第3回及び第4回は市民社会と法をテーマに開催、両大学の協力関係を強めてきました。
 第5回目となる本フォーラムは、2015年3月27日(金)、如水会館オリオンルームにおいて開催されました。今回は「日中エネルギー協力」をテーマに、商学研究科及び中国人民大学経済学院が中心となり、一橋大学資源エネルギー政策プロジェクトの協賛で実施されました。
 本学からは、蓼沼宏一学長と村田光二理事・副学長、資源エネルギー政策プロジェクトメンバーである商学研究科の橘川武郎教授(当時)、山内弘隆教授及び島本実教授が参加、中国人民大学からは経済学院の陳建教授と宋枫副教授が参加しました。人民大学から参加予定であった王利明常務副学長及び鄭新業教授は緊急公務のため欠席されました。
 当日は、蓼沼宏一学長による開会の辞で始まり、約70名の参会者を前に、橘川教授、山内教授、陳教授、また鄭教授に代わって宋副教授が基調講演を行ない、島本教授と宋副教授からの個別報告後、パネルディスカッションが行なわれました。質疑応答では、会場からの相次ぐ質問に、5名の先生方が熱心に応えられ、エネルギー輸入大国である日中両国の今後の協力のあり方について熱い議論が交わされました。フォーラムの締め括りでは、陳教授と橘川教授が、日中双方にとって極めて有意義なフォーラムであったと総括され、最後に村田光二理事・副学長が、次回の北京開催に繋がる充実した内容のフォーラムであったと挨拶され、無事閉会となりました。

写真:開会に先立って中国人民大学の陳教授及び宋副教授と挨拶を交わされる蓼沼学長
開会に先立って中国人民大学の陳教授及び宋副教授と挨拶を交わされる蓼沼学長
写真:会議参加者記念写真
会議参加者記念写真
写真:橘川教授の基調講演
橘川教授の基調講演
写真:パネルディスカッションの模様
パネルディスカッションの模様

※当日の配付資料はこちら

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