上田貞次郎人物紹介


上田貞次郎とは

商工経営、商業政策を講じ、先駆的経済学者とし て、一橋実学の基盤を築くとともに、自由寛容の精神をもって後進の指導にあたり、学界、実業界に多くの人材を送り出しました。理論と実際の合一を図っ て、新自由主義を提唱し、自由通商運動を推進するなど、その識見と行動はなお現代の指針となるものが少なくありません。

略年譜

1879 (明治12)年3月19日 麻布飯倉町の紀州徳川邸内に誕生。
1896(明治29)年 高等商業学校(現一橋大学)予科に入学。
1902(明治 35)年 東京高等商業学校卒業、東京高等商業学校講師
1905(明治38)年 東京高等商業学校教授。イギリス、ドイツ留学。
1918(大正7)年 『国民経済雑誌』編輯主任。商学会創立、幹事。
1919(大正8)年 法学博士
1920(大正9)年 東京商科大学教授。
1925(大正14)年 日本経営学会創立、常務理事。
1928(昭和3)年 自由通商協会創立、常務理事。
1936(昭和11)年 東京商科大学長。
1940(昭和15)年5月8日 逝去


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