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2011年度第5回一橋大学政策フォーラム「国際的に広がる政府債務危機と金融不安」を開催しました

 2012年2月15日、神田如水会館スターホールにて一橋大学政策フォーラム・公開討論会「国際的に広がる政府債務危機と金融不安」を一橋大学、グローバルCOEプログラム「社会科学の高度統計・実証分析拠点構築」の主催で開催しました。
 当日は、平日の昼間にも関わらず225名の参加者が集まり活発な議論が展開されました。議論は小川副学長の開会挨拶の後、北村教授が討論会全体の問題提起をし、各討論者がそれに応える形で各自の議論を展開しました。
 まず、みずほ総研の高田創氏はこの20年の日本経済と近年の欧米経済の動向を比較し、日本化現象と称される論点について検討しました。次いでBNPパリバ証券の河野龍太郎氏は、最近の金融財政政策の評価と限界について論じ、有吉教授は財政危機と金融危機が相互依存的に進行するメカニズムの解説から日本とユーロ圏の違いを述べ、小川教授は為替相場の変動という側面からユーロ問題を論及しました。また、小林教授は金融機関、企業、政府のバランスシート問題に対する有効な成長戦略についての提案を行い、小黒准教授は財政の持続可能性や再建への方策について論じました。
 後半のパネルディスカッションでは、フロアから挙げられた質問に対してできるだけ多く回答し、具体的にはユーロ圏の今後、ギリシャへの対応、日本における消費税を中心とした増税の必要性、ヨーロッパの政治経済学など、政策的重要な論点が議論となりました。

プログラム
開会挨拶 小川英治(一橋大学理事・副学長) 映像
問題提起 北村行伸(一橋大学経済研究所 教授) 映像
『日本化現象―日本化現象化は日本固有の現象ではない』 高田創(みずほ総研) 映像
『財政・金融政策の限界を試すのか?
-「先食い」と「先送り」の経済学』
河野龍太郎(BNPパリバ証券) 映像
『国家債務危機と金融システム危機』 有吉章(一橋大学経済学研究科教授) 映像
『政府債務危機と国際通貨混乱』 小川英治 映像
『バランスシート問題と長期不況-経済成長論からの分析』 小林慶一郎(一橋大学経済研究所教授) 映像
『日本財政を巡る課題』 小黒一正(一橋大学経済研究所准教授) 映像
パネルディスカッション 映像
閉会挨拶 北村行伸

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