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『金融危機に関する公開討論会』を開催しました

2008年11月19日午後2時半より5時まで本学兼松講堂にて「金融危機に関する公開討論会」が開催されました。天候にも恵まれ、平日の午後であるにもかかわらず462名もの参加者が集まり、熱のこもった議論が展開されました。
 この企画はグローバルCOEプログラム「社会科学の高度実証・統計分析拠点構築」の主催で、昨年来、世界経済に大きな波乱を巻き起こしている金融危機に関して、本学の金融専門家が集まり、この危機の本質、マクロ経済学への含意、政策当局の対応、金融工学の効用と限界、アジア経済との関係、といった複合的な観点から解説を行ったものです。また、会場からも沢山の質問が出て、それに対する討論も行いました。今後の、アジア経済における日本のあり方や世界経済秩序への日本の貢献など将来に向けての課題も確認しました。
 また、事後的なコメントとして、このような企画を一橋大学の知的資産を生かして、年金、高齢化、安全保障などの分野でも行って欲しいとの要望が出されました。

講演を行う北村教授 講演者

講演プログラム
1.開会挨拶山内 進
(一橋大学副学長)
2.総論北村 行伸
(経済研究所教授)
映像発表資料
3.金融危機の本質とは齊藤 誠
(経済学研究科教授)
映像発表資料
4.マクロ経済学から見た問題点塩路 悦朗
(経済学研究科教授)
映像発表資料
5.金融政策当局の対応前原 康宏
(国際・公共政策大学院教授)
映像発表資料
6.金融工学と金融危機渡部 敏明
(経済研究所教授)
映像発表資料
7.アジア経済との関係小川 英治
(商学研究科教授)
映像発表資料
8.質疑応答映像

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