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一橋大学政策フォーラム

 長い経済停滞、経済的・政治的な混迷。そのなかで、日本は新しい経済成長の原動力と世界政治における貢献のあり方を求めて模索を続けています。本フォーラムは、次の日本を目指して、一橋大学の研究者の企画による政策発信を行うことを目的としています。各分野の第一人者や政策の最前線の人たちとの討論を経て、研究成果を研ぎ澄まされた政策として発信することを目指しています。

平成30年度開催のフォーラム

日程 テーマ・詳細

第6回

平成31年2月3日(日)

一橋大学国立キャンパス

インテリジェントホール

 人文学・社会科学におけるインパクトとは何か?

 ●開催概要

 ●プログラム詳細

 開会挨拶  加藤泰史(一橋大学大学院社会学研究科)
  「学問の「尊厳」と学問の「civic turn」」

 報告Ⅰ  ドロテア・ムラデノヴァ(ライプツィヒ大学)
  「ドイツの大学の人文科学における若手研究者の現状について」
 報告Ⅱ  ギブソン松井佳子(神田外語大学外国語学部)

  「個別性と普遍性が共存する文学の力:人間の生と社会変革へのまなざし」

 報告Ⅲ  小川仁志(山口大学国際総合科学部)
  「メディアという次元における哲学―その方法と意義に関する体験的考察」
 報告Ⅳ  千田有紀(武蔵大学社会学部)

  「ジェンダーの視点は、学問に何をもたらしたのか?」

 報告Ⅴ  後藤玲子(一橋大学経済研究所)
  「社会科学の殿堂 ―― 一橋大学改革論 ――」
 報告Ⅵ  村上祐子(立教大学理学部)

  「日本の若手哲学者支援」(仮題)

 報告へのコメント 安川一(一橋大学大学院社会学研究科)
          松塚ゆかり(一橋大学森有礼高等教育国際流動化機構)
 全体討論  司会 :加藤泰史
      登壇者:ドロテア・ムラデノヴァ、ギブソン松井佳子、

          小川仁志、千田有紀、後藤玲子、村上祐子

第5回

平成30年12月3日(月)

一橋講堂 中会議場

(東京都千代田区一ッ橋

学術総合センター2階)

 日本経済の構造変化と非伝統的金融政策

 開催概要

 ●プログラム詳細

  第一部 HIAS GLECS 研究プロジェクト

  「マクロ計量モデルの開発とマクロ経済の諸問題への応用」成果報告

    司会:塩路悦朗 一橋大学大学院経済学研究科教授

    渡部敏明 一橋大学経済研究所教授 

      「日本経済の構造変化」

    加納 隆 一橋大学大学院経済学研究科教授
      「実質為替レートと通貨体制:1972年沖縄返還からの示唆」

  第二部 パネル討論「ゼロ金利開始から20年:日本経済の現状と課題」

    司会:渡部敏明 一橋大学経済研究所教授

    パネリスト: 左三川郁子 日本経済研究センター研究本部主任研究員/
           塩路悦朗 一橋大学大学院経済学研究科教授/
           白塚重典 日本銀行金融研究所所長 /

           宮尾龍蔵 東京大学大学院経済学研究科教授

 ●開催報告記事

第4回

平成30年11月11日(日)

一橋講堂

(東京都千代田区一ッ橋

学術総合センター2階)

 何(誰)のための社会進歩か? ―福祉国家の再構築―

 開催概要

 ●プログラム詳細

  開会挨拶 蓼沼宏一 一橋大学学長

 第一部  司会 北村行伸 一橋大学経済研究所教授

  基調講演1: Marc Fleurbaey IPSP/ プリンストン大学教授

  「福祉国家から解放された国家へ」

  基調講演2:後藤玲子 一橋大学経済研究所教授

  「我々は公共互恵性という現実的ユートピアを描くことができるだろうか」

  基調講演3: Purnamita Dasgupta (IPSP / 経済成長研究所教授)
  「経済成長,不平等と持続性:社会的進歩の多次元性」

  基調講演4:黒崎 卓 一橋大学経済研究所教授

  「開発途上国における互恵性とリスクシェアリング」

  基調講演5:小野 浩 IPSP/ 一橋大学経営管理研究科教授

   「福祉国家と幸福度」

 第二部 パネル討論

  司会:神林 龍 一橋大学経済研究所教授

  パネリスト:Marc Fleurbaey, 後藤玲子,Purnamita Dasgupta,

        黒崎卓,小野浩

 ●開催報告記事

第3回

平成30年9月24日(月・祝)

一橋講堂 中会議場

(東京都千代田区一ッ橋

学術総合センター2階)

 食の安全をいかに守るか-行政法・消費者保護法・刑事法からの政策提言-

 ●開催概要

 ●プログラム詳細 

 研究科長挨拶 只野雅人(一橋大学大学院法学研究科長)
 第一部 講演
 ・基調講演 Ⅰ 松本恒雄

        (国民生活センター理事長・一橋大学名誉教授)
        「食品安全法制の現状と課題」
 ・基調講演 Ⅱ 髙橋滋(法政大学教授・一橋大学元副学長)
        「食品安全法制プロジェクトについて-日本法への政策提言」

 第二部 パネルディスカッション
 ・セッションⅠ「行政法の立場からの政策提言」
   コーディネーター:田中良弘(新潟大学)
   パネリスト:高橋滋(法政大学)、下山憲治(名古屋大学)、

         周蒨(久留米大学)
 ・セッションⅡ「消費者保護法の立場からの政策提言」
   コーディネーター:滝沢昌彦(一橋大学)
   パネリスト:松本恒雄(国民生活センター)、黒川哲志(早稲田大学)、
         林康史(立正大学)、宗林さおり(国民生活センター)
 ・セッションⅢ「刑事法の立場からの政策提言」
   コーディネーター:王云海(一橋大学)
   パネリスト:青木人志(一橋大学)、田中良弘(新潟大学)、

         藤原凛(函館大学)

 ・コメントと応答

 ●開催報告記事

第2回

平成30年6月18日(月)

日経カンファレンスルーム

日経ビル 3階 → 6階

 新興国の台頭と国際秩序の未来-フランシス・フクヤマとの対話-

 ●開催概要

 ●プログラム詳細

  開会挨拶  山田 敦(一橋大学国際・公共政策大学院長)

  第1部 新興国の台頭と国際秩序の未来 -マクロの視点
   報告・討論者:カール・ガーシュマン(全米民主主義基金会長)
          秋山信将(一橋大学国際・公共政策大学院教授)
  第2部 新興国の台頭と国際秩序の未来 -ミクロの視点
   報告・討論者:フランシス・フクヤマ(スタンフォード大学
          フリーマン・スポグリ国際問題研究所上級研究員
          スタンフォード大学民主主義・開発・法の支配センター所長)
          市原麻衣子(一橋大学国際・公共政策大学院准教授)

 ●開催報告記事

第1回

平成30年5月18日(金)

一橋講堂

(東京都千代田区一ッ橋

学術総合センター2階)

 データから見る日本の医療-Evidence Based Policy Makingの観点から 

 ●開催概要

 ●プログラム詳細
  学長挨拶    一橋大学長  蓼沼 宏一
  講演1「財務根拠に基づく診療報酬設定の重要性」

   荒井耕 一橋大学大学院経営管理研究科教授
  講演2「プライマリ・ケアの質をどのように測るのか」
   井伊雅子 一橋大学大学院経済学研究科教授
  講演3「医療と介護の連携(地域包括支援制度)が医療財政・

      医療支出に及ぼす効果」
   金子能宏 日本社会事業大学社会福祉学部教授
  講演4「消費者購買データの分析による健康政策の評価と提言」
   中村良太 一橋大学社会科学高等研究院准教授
  パネルディスカッション

   司会:佐藤主光 医療政策・経済研究(HIAS Health)センター長 /

            一橋大学大学院経済学研究科教授

 ●開催報告記事

 

お問い合わせ

一橋大学 総務部 研究・社会連携課
 〒186-8601東京都国立市中2-1
 E-mail:res-info.g[atマーク]dm.hit-u.ac.jp
 TEL: 042-580-8053 / FAX: 042-580-8050



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