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令和元年度第5回一橋大学政策フォーラム「企業ビッグデータによる企業戦略と経済政策の評価と設計」を開催しました

一橋大学大学院経済学研究科帝国データバンク企業・経済高度実証研究センター(TDB-CAREE)は、 令和元年度第5回一橋大学政策フォーラム「企業ビッグデータによる企業戦略と経済政策の評価と設計」を、 株式会社帝国データバンクとの共催により、2月21日(金)に一橋講堂中会議場で開催しました。新型コロナウイルス感染症の対策として、急遽Web中継を実施し、来場者、視聴者あわせて141名にご参加いただきました。

プログラムは、原泰史経済学研究科特任講師の総合司会で進行し、岡田羊祐経済学研究科長・CAREEセンター長の開会挨拶で幕を開けました。第1部は「CAREEの成果:教育とデータベース」と題し、若手研究者の成果報告として今仁裕輔氏(一橋大学大学院生・研究補助員)から「企業の連鎖倒産と銀行関係」、高野佳佑氏(筑波大学大学院生・一橋大学研究補助員)から「災害リスクと取引構造再編問題:3.11と南海トラフ地震の事例から」について報告後、岡室博之経済学研究科教授から「帝国銀行会社要録」府県別データベースの概要について説明がありました。

第2部は「政策・戦略分析の方法論と企業データ」をテーマに、原特任講師が「企業戦略と政策のための実践的データ分析:方法論とこれからの課題」、次に後藤健夫氏(帝国データバンク取締役*・CAREE副センター長)が「TDBの企業ビッグデータと政策形成への貢献」と題した講演を行いました。( * 現在、常務取締役)

第3部は、「戦略・政策の評価分析の実際」をテーマに、大山睦経営管理研究科准教授から「企業のマネジメントと生産性」、続いて岡室教授から「研究開発補助金と取引関係の多角化:県の政策効果の比較」、第4部ではゲストスピーカーに平将明氏(内閣府副大臣)を迎え「EBPMと政策立案」と題した講演が行われ、最後は、後藤氏による閉会挨拶で締めくくられ盛況のうちに幕を閉じました。

ゲストスピーカーの平将明内閣府副大臣
ゲストスピーカーの平将明内閣府副大臣
ご登壇者の皆様
ご登壇者の皆様

※政策フォーラムの開催日程等はこちら
http://www.hit-u.ac.jp/kenkyu/project/forum.html

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