社会科学の発展を考える円卓会議
第9回会議 令和6年5月28日(火) 遠隔会議にて開催
本学が、産官学のすべての英知を結集して日本の社会科学を発展させるための方策を構想していく場として設置した「社会科学の発展を考える円卓会議」の第3期3回目の会議(通算第9回)を令和6年5月28日(火)、オンラインにて開催しました。今回の会議も前回と同様に産学官の有識者が集まり、活発な意見交換を行いました。
第9回会議では、「社会科学における博士人材の育成」について議論を行いました。始めに、中野学長による趣旨説明が行われた後、稲葉副学長より「次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING)」事業における一橋大学の取り組みについて紹介がありました。その後、社会で活躍する社会科学系の博士人材をどのように育成していくか、大学や社会には何が求められるかなどについて委員による自由闊達な議論が行われました。
委員からは、企業が人文者科学系の博士人材に期待するスキルや社会で活躍する博士号取得者のロールモデルの発掘と発信の重要性、企業における博士人材の評価・処遇の課題等が議論されたほか、本学のSPRING事業への期待など、多様な意見が寄せられました。
また今回は「社会科学の発展を考える円卓会議」第3期の最終回であったため、これまで3回開催された会議を振り返り、第4期に向けた本会議への期待等が述べられました。
一橋大学は今回の円卓会議における議論を踏まえ、日本の社会科学を牽引する学術コミュニティとして、社会で活躍する博士人材の育成に向けて今後も様々な取組を行ってまいります。
議事
社会科学における博士人材の育成
議事録
資料一覧
- 議事次第
- 資料1 社会科学の発展を考える円卓会議 委員名簿
- 資料2 社会科学の発展を考える円卓会議 趣旨文
- 参考資料1 博士人材活躍プラン(文部科学省)
- 参考資料2 人文科学・社会科学系における大学院教育の振興方策について(概要)
(令和5年12 月22 日 中央教育審議会大学分科会) - 参考資料3 「The Bridge to the Future」一橋大学博士イノベーション人材育成プロジェクト(概要)
オンライン会議の様子