一橋大学アカデミア
概要
一橋大学は、わが国で最も古い社会科学の総合大学として常に学界を先導してきた歴史と実績を有し、今なお新領域の開拓を推進し続けています。一橋大学アカデミアでは、本学が有する知的資源を活用して、さまざまな問題を取り上げ、地域の人々と協力しつつ、優れた分析と方策を提唱していきたいと考えています。
本学は、社会科学の総合大学ならではの諸問題に対する優れた分析と方策を提唱するために、平成20年より「一橋大学関西アカデミア」を、平成22年より「一橋大学中部アカデミア」を開始し、地域に特化したシンポジウムや講演を行ってきました。令和5年度より「一橋大学と社会をつなぐ講座シリーズ」のひとつとして、「一橋大学アカデミア」を、関西・中部に限らず開催することとしました。
この活動により、多方面に渡って地域との絆を創り、関係をより一層深めていけることを願っております。
開催案内
創立150周年記念事業【一橋大学と社会をつなぐ講座シリーズ】
令和6年度一橋大学アカデミア
「日本企業の経営とイノベーション」
日時 | 2024年10月12日(土)13:30-16:30(開場13:00) |
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開催方法 | ハイブリッド(会場+オンライン) |
会場 | 栄ガスビル 5階 栄ガスホール (愛知県名古屋市中区栄三丁目15番33号) アクセス |
定員 | 〔会場〕100名+〔オンライン〕800名 |
参加費 | 無料 |
参加方法 |
事前申込制です。定員になり次第、受付を終了させていただきます。 イベント終了から2週間以内に、事前申込者を対象に、見逃し配信(公開期間1ヵ月程度)の動画リンクをメールにてお知らせします。 見逃し配信のみの視聴をご希望の方も、事前申込をお願いいたします。 |
会場参加の注意事項 | ○お申し込みの際に会場での参加をご希望いただいた方へは、10月10日(木)に、メールにて当日のご案内を送付させていただきます。
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ウェビナー参加の注意事項 | ○お申し込みいただいた方には、事前にZoomウェビナー参加用のURLをメールにてご連絡いたします。@zoom.usからのメール送信となりますので、受信設定許可をお願いします。
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主催 | 国立大学法人 一橋大学 |
協賛 | 一般社団法人 如水会 |
プログラム
13:30 | 開会挨拶 |
大月 康弘 一橋大学理事・副学長 |
13:35 | 趣旨説明 |
岡室 博之 一橋大学大学院経済学研究科教授 |
13:50 | 【第1部】講演 |
大山 睦 一橋大学大学院経営管理研究科教授 権 赫旭 日本大学経済学部教授 清水 洋 早稲田大学商学学術院教授
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14:50 | 休憩 | 15:10 | 【第2部】パネル討論 |
大山 睦 一橋大学大学院経営管理研究科教授 権 赫旭 日本大学経済学部教授 清水 洋 早稲田大学商学学術院教授 [モデレーター] 岡室 博之 一橋大学大学院経済学研究科教授
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16:10 | 全体の質疑応答・まとめ | |
16:25 | 閉会挨拶 | 西野 和美 一橋大学副学長 |
16:30 | 閉会 |
登壇者プロフィール
大山 睦(OHYAMA, Atsushi)

一橋大学大学院経営管理研究科・商学部・イノベーション研究センター教授。専門は応用ミクロ経済学。ニューヨーク州立大学バッファロー校Ph.D.。イリノイ大学ポスドク研究員、北海道大学経済学部准教授を経て、2015年4月より一橋大学商学研究科・商学部・イノベーション研究センター准教授。2022年より教授。
著書:『Product Innovation, Product Diversification and Firm Growth: Evidence from Japan's Early Industrialization』(American Economic Review 2021年)、『マネジメントや組織がデジタル技術の利活用に与える影響』(経済分析2024年)
受賞:「科学技術への顕著な貢献」(2015年)
権 赫旭(KWON, Hyeog Ug)

日本大学経済学部教授。専門は生産性分析、企業経済学。一橋大学経済学研究科博士課程修了(経済学博士)。一橋大学経済研究所専任講師を経て、2006年4月より日本大学経済学部専任講師、2013年より教授。独立行政法人経済産業研究所ファカルティフェロー、文部科学省科学技術・学術政策研究所、国際通貨基金(IMF)の客員研究員歴任。
業績:“Why Did Japan’s TFP Growth Slow Down in the Lost Decade?: An Empirical Analysis Based on Firm-Level Data of Manufacturing Firms”Japanese Economic Review(2006)などの多数の論文。
清水 洋(SHIMIZU, Hiroshi)

早稲田大学商学学術院・教授。専門はイノベーション。2007年London School of Economics and Political ScienceよりPh.D。Eindhoven University of Technologyポストドクトラルフェロー、一橋大学イノベーション研究センター専任講師、准教授、教授を経て、2019年4月より現職。
著書:『イノベーションの考え方』、『野生化するイノベーション』、『イノベーション』、『アントレプレナーシップ』、『ジェネラル・パーパス・テクノロジーのイノベーション』
受賞:シュンペーター賞(2020年)、高宮賞(2017年)、日経・経済図書文化賞(2016年)
岡室 博之(OKAMURO, Hiroyuki)
一橋大学大学院経済学研究科教授。専門は産業組織論、企業経済学。ボン大学(ドイツ)Ph.D.一橋大学経済学部専任講師、経済学研究科准教授を経て2011年4月より教授。一橋大学経済学研究科長、文部科学省科学技術・学術政策研究所客員研究官、経済産業研究所コンサルティングフェロー、日本中小企業学会会長、企業家研究フォーラム会長等を歴任。
著書:『研究開発支援の経済学(共著)』(有斐閣 2022年)、『技術連携の経済分析』(同友館 2009年)等。
受賞:エコノミスト賞(2023年)、企業家研究フォーラム賞(2015年、2023年)、中小企業研究奨励賞本賞(2010年)等。
過去の講座一覧
国立大学法人一橋大学 総務部 広報・社会連携課
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