一橋教員の本
アオキくんはいつもナス味噌 : 大学教師、青春の棚卸し
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青木人志著 |
著者コメント
著者は1980年(昭和55年)に一橋大学法学部に入学しました。学部、大学院と一橋で学び、4年間の私大専任講師生活を経て、1995年4月に一橋大学法学部助教授に着任しました。母校教員として30年間を過ごした2025年3月末にいったん定年を迎え、現在は特任教授です。この本は、著者の学生時代の回想、恩師たちのこと、そして大学教師になってからのゼミ生たちとの交流など、忘れがたいエピソードを書いたエッセイを中心にまとめ、定年を間近に控えた2024年秋に出版したものです。日本社会や国立大学の在り方はその間に大きく変わりましたが、青春の哀歓や人と人のつながりのもつ温かさは、時代の激変にもかかわらず、あまり変わっていないのではないでしょうか。青春時代の真っただ中を生きている学生諸君はもちろん、さまざまな年代の同僚教職員の方々にも、お手に取っていただけたら光栄です。
