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新学務情報システム名称審査結果について

一橋大学では、平成30年10月9日(火)~平成30年10月26日(金)まで、本学学生から、新学務情報システムの名称を公募し、総数33点の有効応募をいただきました。応募結果すべてについて、本学役職員で構成する審査委員会による2段階の厳正な審査をしました結果、下記の3作品を入賞作と決定いたしました。多数のご応募をいただき、誠にありがとうございました。
最優秀賞として選定された作品は、必要に応じて修正・補正の上、平成31年度から導入される新学務情報システムの名称として使用されます。

【入賞作】

■最優秀賞
   CAMPUS EDUCATIONAL LEARNING SYSTEM(略称 CELS)
     経済学部1年 木川 峻輔さん

■入賞 2作

   MERCURY UNIVERSITY SYSTEM of EDUCATION(略称 MUSE)
     社会学部3年 小野 敦也さん

   ARINORI CAMPUS SYSTEM(略称 ARINORI)
     言語社会研究科博士後期課程3年 市川 章子さん

【応募数】

33件

【作者による趣旨説明】

(木川 峻輔さん)
① シラバス検索システムである事が明確
② 覚え易く発音し易い
③ 商学(Commerce) 経済学(Economics) 法学(Law) 社会学(Social science)
これらの頭文字でもある
④英語で細胞を意味するCellsを連想させる
異なる学問体系が“有機的に”結びつく本校特有の教育・研究環境を表す

(小野 敦也さん)
Museとはギリシャ神話に登場する学芸全般を司る神々の名称のことです。また、museには英語で「熟考する」という意味があり、一橋生の学びが深まればと思い、この名称を付けました。

(市川 章子さん)
システム名は一橋大学の祖である森有礼先生に由来する。学務情報システムは一橋大学の根幹であり日々の歩みを刻むものである。“ARINORI”には開学者たちに感謝し、一橋大学のさらなる発展を誓う意味を持つ。

【選評】

最優秀賞「CAMPUS EDUCATIONAL LEARNING SYSTEM(略称 CELS)」については、情報システムの名称としての語感がもっとも秀でており、最終審査において審査員全員の支持を得ました。また、その作品の中に本学の4つの学部の頭文字を含んでおり、その趣旨説明にある通り、異なる学問体系が有機的に結びつく本学の教育・研究環境を良く表していると言えます。本学の学生が使用することとなる新学務情報システムの名称として、誠にふさわしい由来を持った名称であるという観点から、選定されました。
また、入賞の「MERCURY UNIVERSITY SYSTEM of EDUCATION(略称 MUSE)」についても、最終審査で審査員の多くの支持(第2位)を得ました。本学学生の学びをより豊かにするためのシステムであってほしいという願いから、高く評価されました。
同じく入賞の「ARINORI CAMPUS SYSTEM(略称 ARINORI)」については、本学の独自性を表現するという意味では他の案を引き離しており、最終審査において第3位の支持を得ました。開学の祖に思いを馳せ、また今後の益々の本学の発展を目指し日々勉学に励んでほしいという願いを込めて高く評価されました。

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