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蓼沼宏一学長がSIGMA会議(於コペンハーゲン経済大学)に出席しました

2017年12月12日から13日にかけて、蓼沼宏一学長および中野聡副学長(国際交流等担当)がコペンハーゲン経済大学を訪問し、同大学で開催されたSIGMA会議に参加しました。

SIGMA (Societal Impact and Global Management Alliance)は、強力な経営系学部・MBAコースを擁すると同時に、社会科学系大学としての研究・教育力を高く評価されている世界各地の9大学が、研究・教育面での交流と連携をいっそう強化して、このような大学群の世界における存在感を高めていくことをめざして、2016年12月にその前身であるAlliance of Like-Minded Universities加盟7大学に一橋大学および中国人民大学が加わる新たな大学連合として結成されました。SIGMAという名称は、社会的なインパクトを重視するとともに、経営管理を核としつつ社会経済を含めた広義のManagementを重視するというスピリットを表現しています。

今回の学長会議には加盟9大学から学長、国際交流担当副学長など29名が参加、今回はメイン・セッションとしてとくに「高齢化と医療をめぐる経済学」に関する加盟大学の取り組みが報告され、フランス(パリ第9ドフィーヌ大学)における学際研究プロジェクトの展開、コペンハーゲン経済大学年金研究センターの取り組み、シンガポール経営大学による中高年世代市民に対する大規模な生活調査プロジェクトなどと並んで、本学も医療政策・経済研究センターの取り組みを紹介しました。このほか会議では、加盟校ビジネス・スクールによるジョイント・モジュールの開発についても紹介され、今後も加盟校の研究・教育面での多角的・国際的大学間交流・提携をいっそう強化していくこと、とくに医療経済に関しては研究交流のための会議開催に向けて一橋大学とシンガポール経済大学が調整を進めていくことで合意しました。

SIGMA会議(2017年12月12〜13日)参加大学(*は一橋大学と学生交流協定締結校) 
ウィーン経済大学(オーストリア)*、ESADEビジネス・スクール(スペイン)*、コペンハーゲン経済大学(デンマーク)*、ザンクトガレン大学(スイス)*、ジェトゥリオ・ヴァルガス大学(ブラジル)、シンガポール経営大学*、中国人民大学*、パリ第9ドフィーヌ大学(フランス)、一橋大学。

会議の様子会議の様子
記念集合写真記念集合写真

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