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上海財経大学、中国社会科学院日本研究所の訪問団が来学しました

2023年10月31日、本学の協定校である上海財経大学から姚玲珍(ようれいちん)副校長を団長とする10名の代表団が、中国社会科学院日本研究所から閆坤(えんこん)書記を団長とする8名の代表団が本学を訪問し、中野学長との会談や3機関による共同学術フォーラムが行われました。

上海財経大学と本学は、1988年に学術交流協定、2010年に学生交流協定を締結し、それ以来、学生の交換留学や教職員の交換講義など多方面で深く広い交流を展開してきました。また、中国社会科学院と本学は1999年に学術交流協定を締結し、共同シンポジウムの開催や教職員の相互訪問など学術面を中心に交流を重ねてきました。

こうした3機関の長年にわたる交流の基盤をさらに強化するためには、社会が直面する課題に関するよりハイレベルな国際学術フォーラムを開催し、これを継続していくことが重要であるという認識のもと、このたび一橋大学、上海財経大学、中国社会科学院日本研究所の3機関による「国際学術フォーラムの開催に関する協力枠組みの合意書」が締結され、その第1回目の共同学術フォーラムが本学で開催されることとなりました。

共同学術フォーラムの開催に先立ち、中野学長、姚副校長、閆書記による合意書への署名式がマーキュリータワーで行われました。各代表による挨拶の後、合意書への署名がなされ、今後各機関が順番に開催校となって共同学術フォーラムを継続していくことを確認し、参加者全員による記念撮影を行いました。

続いて、マーキュリータワーにおいて共同学術フォーラムが開催され、「日本と中国の持続可能な高齢者向け社会保障制度の構築」というテーマに基づき、各機関の研究者が日中両国の社会保障制度の仕組みとその課題について議論を行いました。共同学術フォーラムと並行して中野学長、姚副校長、閆書記によるトップ会談が本館特別応接室で行われ、来年は上海財経大学で本フォーラムを開催することを決定し、今後取り上げるテーマや関心事項について意見交換を行いました。

本学は、社会科学分野において中国を代表する大学、シンクタンクである上海財経大学と中国社会科学院日本研究所との共同学術フォーラムの開催を通じて両機関との交流をさらに発展させていきます。

参加者全員による記念撮影

参加者全員による記念撮影(前列中央の中野学長の左が姚副校長、右が閆書記)

左から姚上海財経大学副校長、中野学長、閆中国社会科学院日本研究所書記

左から姚上海財経大学副校長、中野学長、閆中国社会科学院日本研究所書記

トップ会談参加者

トップ会談参加者

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