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社会科学高等研究院(EHESS)の学長団が来学しました

2023年10月16日、本学の協定校であるEHESS(フランス国立社会科学高等研究院)のロマン・ユレ学長をはじめとする6名の訪問団が来学し、中野学長との会談のほか共同研究の役割に関するワークショップを佐野書院で行いました。

本学とEHESSは、1997年に学術交流協定を締結し、2018年には博士課程の学生を対象とした学生交流協定を締結しています。これまで本学では経済研究所を中心としてEHESSとの共同研究を行ってきたところですが、共同研究を他部局にも拡大することや大学院生を含む若手研究者の研究交流を目的として、本年4月にオンラインでPh.D.共同ワークショップを開催しました。

【EHESS /一橋合同Ph.D. ワークショップ】民主主義と人権 ー社会科学の観点

今回、EHESSから社会科学の幅広い分野の研究者が来日するため、研究シーズの発見や協力できる研究者のマッチングを目的としてワークショップを開催しました。テーマとして、”International society in flux and the role of collaborative research in the social sciences”(流動化する国際社会と社会科学における共同研究の役割)を設定し、最初に、本学森有礼高等教育国際流動化機構の中谷純江講師とEHESSのレオポルド・イリバレン副学長が話題提供のプレゼンテーションを行いました。その後、本学法学研究科の御代田有希特任講師が司会を務め、参加者による活発な意見交換が行われました。

【一橋/EHESSワークショップ】 流動化する国際社会と社会科学における共同研究の役割

中野学長とユレ学長はワークショップの冒頭で挨拶したほか、両者によるトップ会談が行われました。両学長は、教員や大学院生のネットワーキングが重要であるという認識で一致し、今回のワークショップのような研究交流の機会を今後も多くセッティングしていくことや、外部資金の獲得における協力などについて意見交換を行いました。

本学とEHESSは今後も博士課程の学生の交換留学や研究者の交流を通じて協力関係を強化していきます。

ワークショップ参加者

ワークショップ参加者(前列左から4人目が中野学長・5人目がユレ学長)

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