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SIGMA研究シンポジウムを開催しました

2023年5月11日~12日、世界の社会科学系9大学によるグローバルな大学連携「SIGMA」の研究シンポジウムを、シンガポール経営大学、パリ・ドフィーヌ大学(フランス)と共催しました。

ハイブリットで開催された今回のシンポジウムは、SIGMAとして初めての試みであり、“Ageing and Well-being over the Life Course”をテーマに、本学一橋講堂特別会議室にて対面及びオンラインであわせて46名の研究者が研究発表を行いました。

シンポジウム初日は、本学の山田敦副学長、佐藤主光大学院経済学研究科教授に加え、Najat El Mekkaoui教授(パリ・ドフィーヌ大学)、Pauline Straughan教授(シンガポール経営大学)による挨拶で幕を開け、続いて横山直内閣府政策統括官付参事官が” Well-being and Quality of Life in Japan: Annual Survey by the Cabinet Office and Some Other Topics”と題して、基調講演を行いました。

その後、各発表者による研究発表セッションと政策ラウンドテーブルを実施し、17か国から46人の参加者が活発な意見を交わしました。本学からは、Mizanur Rahman社会科学高等研究院客員准教授とThomas Rouyard社会科学高等研究院特任講師がそれぞれ「A systematic review and meta-analysis of unmet needs for healthcare and long-term care among older people」、「Reducing sedentary behaviour and physical inactivity in the workplace: an umbrella review」と題した研究発表を行いました。

なお、本シンポジウムは、パリ・ドフィーヌ大学、LEDA DIAL、EMEA、EMANESとリスボン大学NOVA IMSによる第19回International Conference on Pension, Insurance and Savingsとの共同開催としました。

当日のプログラム及び発表資料は次のURLから閲覧することが可能です。

https://tinyurl.com/2mne4748

*SIGMA(Societal Impact and Global Management Alliance)は、2016年に発足したグローバルな大学連合です。世界各国から9つの大学が参加しており、参加校は共通してマネジメントやビジネス分野における研究・教育に強みを持ち、この分野で世界的に高い評価を得ています。各大学は、社会的インパクトをもたらす大学を目指すという志を共有し、SIGMAを通じて大学間での研究・教育の交流や連携を図っています。

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