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世界の大学連合「U7+アライアンス学長会議」に中野学長が参加しました

2023年3月16日~17日の2日間、世界の大学連合「U7+アライアンス学長会議」の第5回年次総会が開催され、一橋大学から中野聡学長が参加しました。

「U7+アライアンス学長会議」は2019年にパリ政治学院(Sciences Po)のイニシアティブで創設された世界の主要大学による大学連合です。世界が直面する諸課題について、学長同士が直接議論を重ね、各国政府に提言を行うなどの活動を行っています。2023年3月現在、19ヶ国・51大学が加盟しており、G7加盟国に加え、アフリカ、中南米、アジア、オセアニアなどの大学も参加していることから、U7+(プラス)と名付けられています。日本からは、一橋大学、大阪大学、慶應義塾大学、東京大学の4校が当初から参加しています。

第5回年次総会は、慶應義塾大学を会場として開催され、16ヶ国の75名を超える大学の学長・副学長が参加しました(オンライン参加者を含む)。会議では、本年5月にG7広島サミットが開催されることを念頭に、「U7+アライアンス東京声明:平和と安全保障のためのイノベーションを促すエンジンとしての大学」が全会一致で採択され、G7のアジェンダを支持して行動すること、そして、研究、教育、社会貢献を通じて、より平和で安全な世界の構築に寄与することについてコミットする旨が表明されました。この東京声明は3月15日に2023年G7首脳会議の議長国である日本の岸田文雄首相に手渡されました。

中野学長は”Access to Higher Education-Global South Perspectives”をテーマとしたセッションにおいて、高等教育における地域格差やジェンダーを含むあらゆる不平等に関連してU7+加盟大学間での知識と情報を共有することの重要性を指摘し、今後のワーキンググループ設置を支持するコメントをしました。

次回第6回年次総会は、2024年に伊ボッコーニ大学で開催される予定です。

 

U7+アライアンス学長会議参加者(最前列の右から3人目が中野学長)     写真提供 慶應義塾広報室

 

 

 

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