プリント

第1回国際アドバイザリーボードを開催しました

本学は、大学運営や教育研究活動について国際的な視点から学長に対して必要な提言を行う会議体として「国際アドバイザリーボード」を設置し、2023年1月6日(金)に第1回会議をオンラインにて開催しました。

国際アドバイザリーボードは、一橋大学指定国構想推進会議のもとに設置され、外部委員3名と本学学長による実質的な議論が大学運営に反映されることとなっています。外部委員には、SIGMA協定校をはじめとする海外有力大学の学長・副学長経験者に就任していただいており、Arnoud De Meyer氏(シンガポール経営大学の前学長)、Edeltraud Hanappi-Egger氏(ウイーン経済大学の学長)、Leslie Hannah氏(ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)の元副学長)の3名が今回の会議に参加しました。

第1回は研究力の国際競争力強化をテーマに設定し、国際的に優秀な研究者を引きつけるための方策、研究力の測定方法や重視すべき指標、国際競争力を高めるための研究者の評価方法について議論を行いました。

委員からは、特に若手研究者を引きつけるための方策として、給与面以外にも、メンタリングや生活面での支援を含めて研究に専念できる環境を整備することの重要性や、若手研究者が配属を希望するような魅力的な研究チームを作り上げていくことの重要性が指摘されました。また、大学が戦略的に重要視するテーマや課題を特定し、資源の配分やインセンティブをそれに紐づけることで研究成果を引き出していくことを具体的な事例を交えてご紹介いただきました。

今回のアドバイザリーボードの議論を踏まえ、本学は研究力の国際競争力強化を一層進めてまいります。

オンライン会議の様子

アーカイブ



Share On