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一橋大学研究力向上ビジョン

一橋大学は、令和6年7月17日に「一橋大学研究力向上ビジョン」を策定しました。





一橋大学研究力向上ビジョン


令和6年7月17日
教育研究評議会承認



日本の社会科学の改革を牽引し、持続可能な未来に向けて架橋する一橋大学



強固な研究基盤に支えられた世界最高水準の先端研究の推進

  • 長年にわたり日本の社会科学及び人文学研究を牽引しつつ、築き上げてきた本学の強固な研究基盤を基に、日本の社会科学研究を世界的に発展させ、そのレベルを大きく引き上げる先導的な役割を果たす。  
  • 新たに設立されたソーシャル・データサイエンス研究科と、既存研究科との連携を深めることで、社会科学の側からの文理共創・文理融合を推進し、文系・理系の枠組みを超えた新たな学問分野を築く。
  • 医理工系をはじめとする内外の様々な研究機関との交流・連携を進め、学問領域横断型研究を推進する。

多様性と包括性を備えた卓越した研究コミュニティと国際的研究ネットワークの形成

  • 研究者及び研究分野の多様性を尊重し、包容力のある卓越した研究コミュニティを形成する。
  • 社会科学高等研究院(HIAS)をハブとする国際的な研究ネットワークを拡大することにより、世界トップレベルの研究者が集い、共同研究を進める社会科学研究の拠点とする。
  • 将来を担う多数の若手研究者が研究に専念できる環境を整備し、活力のある研究者コミュニティを形成することにより、研究力向上と育成の基盤とする。

最先端の研究成果の社会実装を担う人材の育成

  • 我が国のみならず世界規模での産学官連携に取り組み、最先端の研究成果を多様な社会課題の解決と価値創造につなげられる人材を育成する。
  • 研究成果の社会実装や起業など、実践的価値の向上に寄与する教員・学生の活動を支援する。
  • 学問体系にイノベーションを起こし先端研究を推進できる研究人材や、社会課題の解決や価値創造ができる経営人材を育成するため、人材育成の方法論を開発する。


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