一橋教員の本

コーポレート・ガバナンス「本当にそうなのか?」 : 大量データからみる真実 2

コーポレート・ガバナンス「本当にそうなのか?」 : 大量データからみる真実 2

円谷昭一編著 ; 一橋コーポレート・ガバナンス研究会 [編]
同文舘出版 2023年3月刊行
ISBN : 9784495210410

刊行時著者所属:
円谷昭一(経営管理研究科)

著者コメント

 2017年に出版した『コーポレート・ガバナンス「本当にそうなのか?」 大量データからみる真実』は、2018年のベスト経済書17位に入りました。今回はその続編であり、前作同様にゼミ生と共同で執筆しています。


 コーポレート・ガバナンスへの社会的関心は近年さらに高まってきています。2021年6月に公表された改訂コーポレートガバナンス・コード、2022年4月の東京証券取引所の市場再編が拍車をかけました。その結果、前作ではカバーできなかったコーポレート・ガバナンスをめぐる新しい論点も浮かび上がってきました。具体的には社外取締役の報酬、責務、スキル、人的資本などです。とりわけ社外取締役については、東証プライム企業のほとんどの会社で複数名の社外取締役を選任しており、人数を確保するステージはほぼ終わりました。今後は社外取締役をどのように活用し、それに対してどのような対価を支払うかが論点になってくると思われます。本書では日本企業だけでなくアメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、中国の主要企業をサンプルとして、以下の8章で調査結果を報告しています。


 序章 ガバナンス改革は本当に進んだのか?
 第1章 社外取締役の報酬の各国比較
 第2章 社外取締役の活動とその対価
 第3章 指名委員会の開示の主要国比較
 第4章 報酬委員会の開示の主要国比較
 第5章 スキル・マトリックスから見る取締役の能力
 第6章 スキルの保有根拠-財務・会計スキルを手がかりに-
 第7章 社外取締役の企業パフォーマンス効果
 第8章 人的資本をめぐる動向と主要国開示調査
 終章 「始まりの始まり」にするために



Share On