一橋教員の本
リーガルイノベーション入門
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角田美穂子, フェリックス・シュテフェック編著(竹下啓介, 野間幹晴, 山本和彦 [ほか] 執筆) |
著者コメント
この本は、日進月歩で進化するテクノロジーの進化によって、法の世界はどのような変化を遂げようとしているのかを正確に伝え、リーガルイノベーションを共に考え、深めていくための「招待状」です。
内容は、アカデミア、官公庁、国際機関、規制当局、実務家の第一人者をゲストに招き、デジタル化、人工知能、ブロックチェーンなどのテクノロジーが法の世界に浸透することで生まれる変化にどう適応するかを受講生と共に考えた、一橋大学法学部の集中講義「テクノロジーとリーガルイノベーション」(2021年1月実施)がベースになっています。
ですので、主として講義録のスタイルをとりながら、読者にテクノロジーとリーガルイノベーションについて考えを深めていくよう誘い、各講は、ポイントと今後の課題が編著者コンビにより語られる「後日談」、さらには「考えてみよう」という問いで終わるという構成になっています。
是非、最先端の話題がこの上なくわかりやすく語られることで実現した、未来のリーガルイノベーターとの「対話」を「追体験」していただき、日本におけるリーガルイノベーションを牽引していっていただきたいと思います。(角田美穂子)