一橋教員の本

〈言語社会〉を想像する: 一橋大学言語社会研究科25年の歩み

〈言語社会〉を想像する: 一橋大学言語社会研究科25年の歩み

中井亜佐子, 小岩信治, 小泉順也編著
小鳥遊書房 2022年3月刊行
ISBN : 9784909812797

刊行時著者所属:

中井亜佐子(言語社会研究科)
小岩信治(言語社会研究科)
小泉順也(言語社会研究科)

著者コメント

 大学院言語社会研究科(言社研)は、一橋大学における人文学の教育と研究の拠点として、1996年5月11日に設立されました。本書は、2021年度に言社研が設立25周年を迎えましたことを記念して刊行されたものです。教員や修了生によるエッセイや対談、座談会をつうじて言社研の四半世紀の歩みを多角的に辿るとともに、現在の言社研の姿を紹介し、あるべき未来像を模索するという内容になっています。


 本書はとくに、人文系の大学院への進学を考えている学生のみなさんに手にとっていただければ嬉しいです。言社研に在籍している教員の研究内容を知ることもできますし、修了生の体験談や修了後の進路なども参考になると思います。


 言社研の特長は何よりもまず、専攻が細分化されていないため、さまざまな専門性をもつ教員と学生が自由に交流できることです。社会言語学、哲学・思想、文学、美術史、音楽学、映像論、科学史など、さまざまな分野を横断的に研究できます。国立キャンパスの片隅にある小さな研究科の驚くべき多様性と秘められたパワーを、ぜひ本書を手にとって体感してみてください。(中井亜佐子)



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