一橋教員の本
戦火の欧州・中東関係史 : 収奪と報復の200年
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福富満久著 |
著者コメント
欧州と中東の間に横たわる憎しみや悲しみは一体どこからくるのでしょうか。
なぜ中東では、これほどまでに戦争が続くのでしょうか。中東の混迷は世界にどこまで余波をもたらすことになるのでしょうか。
本書は、近年、新聞や報道などで目にしないことはない中東を国際政治学・国際関係論的視点から、中東が直面している問題とその根源をつまびらかにしていこうと意図したものです。
中東を取り巻く絶望が全てフランスに占領されたアルジェリアに始まりパレスチナから伸びる1本の導線と繋がっていることを是非知って欲しいと思います。