一橋教員の本
藩地域の村社会と藩政(信濃国松代藩地域の研究 ; 5)
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渡辺尚志編 |
著者コメント
本書は、私の大学院ゼミの院生・ＯＢたちによる共同研究の成果であり、信濃国松代藩地域（現在の長野市を中心とする）をフィールドにしています。私たちは2004年から同地域の共同研究を続けており、これまでに、渡辺尚志編『藩地域の構造と変容』（岩田書院、2005年）、渡辺尚志・小関悠一郎編『藩地域の政策主体と藩政』（岩田書院、2008年）、荒武賢一朗・渡辺尚志編『近世後期大名家の領政機構』（岩田書院、2011年）、福澤徹三・渡辺尚志編『藩地域の農政と学問・金融』（岩田書院、2014年）という4冊の論文集を刊行してきました。本書はこれらに続くもので、藩地域の村々の動向と藩政との関連について多様な視角から解明しています。私たちは、これからも引き続き松代藩地域の共同研究に取り組んでいきます。