一橋教員の本
近世百姓の底力 村からみた江戸時代
渡辺 尚志著 |
著者コメント
江戸時代の人口の8割前後は、村に住む百姓身分の人びとで占められていましたから、彼ら・彼女らの生活実態を知ることなしには、江戸時代を理解することはできません。そこで、この本では、江戸時代の村において、村人たちがどのような生活を営んでいたかということについて述べました。本書は、2013年度の夏学期に、社会学部で行なった講義の内容をもとにまとめたものです。全体として、一般的な話から具体的な話まで扱い、江戸時代の村と百姓について理解してもらえるようにしました。