一橋教員の本
東南アジア占領と日本人 : 帝国・日本の解体
東南アジア占領と日本人 : 帝国・日本の解体 <シリーズ 戦争の経験を問う>中野聡著 |
著者コメント
アジア・太平洋戦争で「南方占領」にかかわった多くの「日本人」の経験は日本に何をもたらしたのか――占領にともなう「他者」との出会いとそこで露わになった矛盾や限界は「大日本帝国」に変化を迫り,その解体を促進することにもなった。占領に従事した人々の「語り」や「回想」を通して,戦後に忘却された占領経験の意味を問う。