一橋教員の本

現代困境中的文学語言和文化形式

著者 : 坂井洋史, 張新頴共著

出版者 : 山東教育出版社, 2010

刊行時著者所属 : 一橋大学大学院言語社会研究科


 張新頴復旦大学教授との共著です。張教授の文学言語、大衆音楽に関する論考に呼応する形で書いた二篇の論文を中心に、関連した論文、エッセイを収めました。張教授の論考も収めることで、今日的な文学、文化研究のテーマを巡る日中研究者の“対話”というスタイルになっております。とはいえ、私が張教授のいくつかの観点を批判するという性質の“対話”であり、いささか一方通行の気味なしとはしませんが、それでも形式的な研究交流から一歩踏み出した率直さについては掛け値なしと考えます。張教授は2008年3月に言語社会研究科を訪れたことがあり、その際の講演は紀要『言語社会』第3号に掲載されております。



Share On