一橋教員の本

海を渡った柔術と柔道 : 日本武道のダイナミズム

 
海を渡った柔術と柔道 : 日本武道のダイナミズム  

海を渡った柔術と柔道 : 日本武道のダイナミズム

 坂上康博編著
青弓社   2010年6月刊行
ISBN : 9784787233158    本体2,000円+税
 刊行時編著者所属 : 坂上康博(一橋大学大学院社会学研究科)

編著者コメント

 日本は明治以来、「西洋に追いつけ追い越せ」というスローガンの下で、西洋諸国の知識や技術などを次々と輸入し、猛スピードで近代化を推し進めてきた。そんな一方通行的な流れに抗して、逆に日本から海外へと飛び出し、世界に根をおろしていく、という離れ業をやってのけたのが柔術と柔道である。
 本書では、その国際化の道のりを“現地の人々の目線”から描いてみた。アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、ロシア、グルジア、アルゼンチン、パラグアイ、ブラジル、日本の10ヵ国をフォローし、面白いエピソードやこれまで全く知られていない事実、貴重な写真などもたくさん詰め込んだ「柔術と柔道の世界史」である。



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