一橋教員の本

ミクロ計量経済学入門

 
ミクロ計量経済学入門  

ミクロ計量経済学入門

 北村行伸
日本評論社   2009年2月刊行
ISBN: 9784535555655   本体3,000円+税
 刊行時著者所属 : 北村行伸(一橋大学経済研究所)

著者コメント

 本書は近年経済学の実証研究で広範に使われるようになってきたミクロデータを利用した分析手法を紹介したものである。ミクロデータとは、例えば個別の家計の消費や貯蓄に関する情報を集めたもの、あるいは企業の財務諸表や売上、生産、雇用情報などを集めたものを指し、個別の経済主体の行動を把握することができる。そのようなデータをミクロ経済学理論から導かれる様々な行動パターンに当てはめて、その理論の妥当性を検証したり、あるいはミクロ行動のパラメータを推定することがミクロ計量経済学の主たる内容である。本書は学部、大学院生用に書かれた入門書ではあるが、実証研究を行いたいエコノミストにも利用していただきたい。



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