一橋教員の本
議会の役割と憲法原理
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議会の役割と憲法原理 |
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浦田一郎, 只野雅人編 信山社 2008年12月刊行 ISBN: 9784797254532 本体7,800円+税 | ||
刊行時著者所属 : 只野雅人(一橋大学大学院法学研究科) |
編者コメント
1990年代以降、日本の議会制のあり方は大きく変化してきた。政治改革、内閣機能の強化、「ねじれ国会」など、様々な制度や機能の変容が生じている。こうした近年の変化のさなか、憲法・議会制の研究者と国会実務の専門家で共同の研究会を行ってきた。その成果が本書である。実務家ならではの視点・問題意識は、憲法研究者にとっても有益な示唆を数多く含んでいる。他方、近年の大きな変化の中で、実務の側でも新たな現実に対応しうる理論のあり方が模索されている。内容はやや専門的ではあるが、私たちの共同研究の成果が、国会や議会制に関心をもつみなさんの一助になれば幸いである。(只野雅人)