一橋教員の本
対距離課金による道路整備
対距離課金による道路整備 |
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根本敏則, 味水佑毅編著 勁草書房 2008年10月刊行 ISBN:9784326548149 本体3,400円+税 | ||
刊行時著者所属:根本敏則(一橋大学大学院商学研究科) |
編著者コメント
欧州では有料道路の料金徴収システムとして、情報通信技術を活用した対距離課金が普及しつつある。環境外部不経済を内部化することによって、環境にやさしい交通システムを実現することが目指されている。
本書では対距離課金制度の意義を理論的に明らかにするとともに、具体的なシミュレーション分析を通じて対距離課金が短期的な交通需要管理、長期的な道路整備に寄与できることを示す。
また受益負担の原則に立ち返り、時代のニーズにあわせた道路整備のあり方を検討している。(根本敏則)