一橋教員の本

民法総則

著者コメント

民法典やそれを取り巻く多くの法令が新しいものとなり、新しい問題も次々と生じる時代となっています。これに応じて、民法の教科書も、時代に即応することが必要になっていますが、他面では表面的な流行のみに流されないことも重要となっております。
本書は、法学部学生および法科大学院学生の両者に対応できるように、基礎的な民法の制度を祖述する一方で、最新の判例・学説および新しい争点をもとりいれ、基礎から応用にいたるまでの多面的かつアクセントをつけたきめ細やかな記述をとっています。
民法5巻のシリーズの一部ですが、このシリーズには多数の一橋卒の研究者が参加しています。（小野秀誠）