一橋教員の本

企業形態論

 
企業形態論 

企業形態論

 小松章
第3版   新世社   2006年3月刊行
ISBN:4883840980   本体2,700円+税
 著者紹介:小松章

著者コメント

企業形態論は、経営学の中でも最も古くから成立した分野です。今日では、企業論、現代企業論、企業システム論などのさまざまな名称で教えられることが多くなっていますが、名称がどう変わろうとも、企業形態論が「企業制度のあり方」を問う学問であることは普遍です。会社にはなぜいくつもの種類があるのか、株式会社はなぜ普及したのか、法制度と現実の経営はなぜ一致しないのか、企業は何のために競争するのか、企業はなぜ国際化するのか、公企業や協同組合の目的・役割は何か・・・等々、企業形態論の課題は、今日ますます大きくなっています。
本書は、日本の現実に即して、上記のような課題を歴史的・実態的にとりあげていますが、第3版では、会社法施行に伴う法制度の内容と公企業改革についての最新動向を取り入れました。



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