一橋教員の本

統合原理としての国語

 
統合原理としての国語 

統合原理としての国語

 安田敏朗
三元社   2006年6月刊行
ISBN:4883031780   本体2,700円+税
 著者紹介

著者コメント

本書は、「配電システム」という用語を用いて、近代日本の「国語」形成とその帝国的な 展開について論じました。とくに、「配電システム」が敷かれた植民地社会にあって、そ れを複製するような形で対抗的な「配電システム」が形成され、脱植民地化の過程で新た な「国語」が形成されていく過程を韓国を事例に追いました。地味な本ですが、この十年、 十冊かけて書いてきたことをまとめた章を付しましたので、参考にしてください。



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