一橋教員の本

日本経済の200年

 
日本経済の200年 

日本経済の200年

 西川俊作, 尾高煌之助, 斎藤修編著
日本評論社   1996年1月刊行
ISBN:4535550263   本体4,700円+税
 刊行時執筆者所属 : 佐藤正弘(一橋大学経済研究所)

執筆者コメント

この本は、日本における数量経済史の先駆けの一人である、慶應大学商学部の西川俊作教授の還暦を機に、日本で数量経済史研究に携わってきた人々が集まって執筆したものです。本学経済研究所の尾高煌之助、斎藤修の両教授(当時)が編者になっています。数量経済史でそれまで刊行されてきた仕事が、ある時代をとってその構造を横断面的に見るという視点に立つものが中心であったのに対し、この本では、そうした研究成果を踏まえながら、日本経済をいくつかの領域に分け、それぞれの領域に関して200年をめどに時系列的な変化を見るという、ユニークな視点で編まれています。本学からは、両名の編者の他、寺西重郎、佐藤正広(いずれも経済研究所)が執筆しています。



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