一橋教員の本
1からの消費者行動
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松井剛, 西川英彦編著 |
著者コメント
消費者行動には不思議が充ち満ちている。本書は、この不思議を解き明かすための理論や概念を、シンプルな章構成で、できる限り簡単な言葉づかいで説明している。特に、小石川家という架空の家族のストーリーが全15章にわたって展開しているのは、類書にない特徴だ。買った新車が派手過ぎないか気にする父ヒロシ、バブル時代を懐かしがる母ユミコ、リア充だが実はこってりラーメンが好きな姉アイ、聖地巡礼をするオタクな弟ショウタ、そしてペットのモモ。どの章でも、小石川家の人々のストーリーから始まり、そして、こうした消費者行動を説明する理論と概念を説明するという流れになっている。