一橋教員の本

嘉定県事 : 14至20世紀初江南地域社会史研究

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吴滔, 佐藤仁史
広東人民出版社 2014年9月刊行
ISBN : 9787218095653

刊行時著者所属:
 佐藤仁史(社会学研究科)

著者コメント

 中国史上において県という行政単位は官僚機構の最末端であり、行政機構と地域社会との結節点としての役割を果たしてきました。したがって、その重要性は夙に指摘されてきたものの、具体的にどのように運営されいたいのか、地域社会との関係はどのようなものであったのかを長いタイムスパンで追跡した研究はそれほど多くはなされてきませんでした。本書は、上海郊外にある嘉定県(現上海市嘉定区、F1のサーキットがあることで知られる)に即して、14世紀~20世紀初頭にわたり賦役制度が地域社会にもたらした影響、地域の制度に対する対応、立憲制への模索の中でそれを改革していこうとする動きなどを6章にわたって分析したものです。また、附論2篇において地方文献の利用法を解説しています。

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