一橋教員の本

ジェンダーと社会 : 男性史・軍隊・セクシュアリティ

 
ジェンダーと社会 : 男性史・軍隊・セクシュアリティ  

ジェンダーと社会 : 男性史・軍隊・セクシュアリティ

 木本喜美子, 貴堂嘉之
旬報社   2010年5月刊行
ISBN : 9784845111756    本体4,200円+税
 刊行時編者所属 : 貴堂嘉之(一橋大学大学院社会学研究科)

著者コメント

 本書は、社会学研究科において、二〇〇六年四月から三年間にわたって続けられた先端課題研究7「日常実践/方法としてのジェンダー」の成果です。ジェンダー関連の書籍は、現在、入門書から専門書まで大量に生み出されていますが、私たちが心がけたのは、女性学や男性学、ジェンダー研究のテリトリーに閉じるのではなく、社会科学のなかにジェンダー視点を導入し、定着させ、その融合的な研究視座から、日常空間で作動するジェンダーに関わる諸問題(労働、家族、身体/生命、アイデンティティ、権力、政治秩序、市民社会、公共性、国際関係など)を可視化し、いかに対象化し研究として立ち上げることができるのか、それを徹底して追究することでした。学内の教員・院生だけでなく、国内外の第一線の専門家が多数執筆している本書を、是非、手にとってお読みいただければと思います。



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