一橋教員の本

NPM実務の考え方・進め方:効率的・効果的な政策形成・実施・評価改善

 
NPM実務の考え方・進め方 

NPM実務の考え方・進め方 :効率的・効果的な政策形成・実施・評価改善

 福山嗣朗
学陽書房   2006年12月刊行
ISBN:4313161325   本体3,200円+税

著者コメント

現下の厳しい財政状況の下で高度化・多様化する国民ニーズに的確に対応し、国民の福祉の増進を図っていくには、行政の効率性・有効性の一層の向上が求められる。このため、公共部門にも企業経営的な手法を導入する「新公共経営(NPM)」の手法が注目されている。本書は、このNPMの考え方を活用した効率的・効果的な行財政運営の具体的な進め方の全体像を体系的に解説した実務家及び政策大学院学生向けテキストである。内容としては、第1編でNPMの考え方を解説した後、第2編でトップやスタッフによる全庁的な行財政運営(方針管理)の進め方を、第3編で各管理監督者による職場の行財政運営(日常管理)の進め方をそれぞれ計画―実施―評価・改善というPDCAサイクルに即して解説している。特にNPMの考え方を活用した政策形成、予算編成、組織管理、人的資源管理、政策評価等の進め方を、理論だけでなく事例を入れて解説していることが特徴である。



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