第3回 シンポジウム
「東アジアにおける製品開発と人材マネジメント -日本・韓国・中国企業の比較分析-」開催告知
今回のシンポジウムは、メインアクターとしての企業のもっとも中枢的活動である製品開発と人材マネジメントに焦点を当てる。より具体的には、もはや「安価な生産拠点」の段階を脱し、世界の製品開発拠点に成長しつつある中国、韓国の電機・電子・情報関連企業を取り上げ、日本企業との比較を通じて、製品アーキテクチャと開発組織・人材マネジメントとの間の補完関係、およびそれが製品開発成果に与える影響を国際比較することを目的とする。製品開発は、一方では創造性の発揮を前提とするが、他方では効率性を求めての管理を必要とするジレンマを孕んだプロセスである。創造性と管理という、相反する2つの要求にどのように折り合いをつけるかが、製品開発の成否を決する。このジレンマの解決法は、製品アーキテクチャの戦略的選択、製品開発組織の設計・運用、エンジニアの人事管理に集約的に現れる。したがって、組織と人材のマネジメントが製品開発の枢要な課題となる。本研究が「製品アーキテクチャ」「開発組織」、ならびに「人材」に焦点を当てて国際比較を行うのも、このために他ならない。このような視点から、まずこの問題にもっとも造詣の深い藤本隆宏教授をお迎えし、基調講演をしていただく。引き続き、プロジェクトで実施した日中韓企業の聞き取り調査およびアンケート調査の結果を各自報告し、今後の日本企業における製品開発や人材マネジメントへの含意を考えたい。
日時
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2011年1月22日(土)午後1時30分〜午後6時 |
場所
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如水会館 2階[スターホール] 東京都千代田区一ツ橋2-1-1 電話:03-3261-1101 地図 |
プログラム/講演者
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基調講演 |
参加費
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無料 |
参加申し込み要領
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2011年1月15日(土)までに以下の項目を明記し、申込先までemail又はファクシミリでお送りください。 【氏名(ふりがな)】 【所属】 【電話番号】 【メールアドレス】 e-mail: int-symposium0122@dm.hit-u.ac.jp FAX: 042-580-8922 |
主催・問い合わせ先
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主催: 一橋大学 / 一橋大学東アジア政策研究プロジェクト室 問合せ: 一橋大学東アジア政策研究プロジェクト室 電話: 042-580-8765 |