第1回 シンポジウム
「東アジアの歴史的総括と国際社会のガヴァナンス - 対立、和解と共存」開催告知
基調講演者として、元外務審議官の田中均先生をお迎えし、東アジア共同体等についてお話をうかがいます。広く一般の方の参加をお待ちしております。
シンポジウムに引き続き、懇親交流会を予定しています。パネリストをはじめ、参加者との交流を深めませんか。どうぞ、奮ってご参加ください。
目的:
東アジア政策研究プロジェクトでは、『東アジアの安定的発展と日本の役割:グローバリゼーション・成長の質・ガヴァナンス』というメインテーマの下に、5つのサブテーマを設定し、日中韓を中心とした東アジアの諸問題を様々な視点から、インターディシプリンに共同研究を行なっています。その研究成果から、グローバリゼーションと成長の質とガヴァナンスに注目しながら、東アジアの安定的発展と日本の役割に関する政策提言を行うことを目指しています。本シンポジウムでは、東アジアの歴史的総括と国際社会のガヴァナンスに焦点を当てて、これらの諸問題を考察し、それらを解決するための政策提言を行います。
概要:
20世紀の東アジアの歴史的総括からは、開発論的視点を導入しながら東アジア各地の地域社会の経済史的展開に実証的に接近します。そのような接近方法を取りながら、東アジア各地における政治・社会・経済諸制度や諸主体の特徴を歴史的に考察します。とりわけ、日韓関係に主たる視点を定め、日本と朝鮮が相互にどのように認識してきたかを歴史的に跡付けることによって、歴史的な相互認識を深めることの重要性及び東アジア諸国に関する歴史研究・歴史教育の体制強化の必要性を提起します。一方、日本と東アジアの関係は、戦争という歴史的事実を巡って不安定性を有してきたものの、激変する現在の東アジアにおいては、共通文化圏の創出や、「過去」の政治的操作、さらには、東アジア共同体などの地域統合への積極的な動きが見られます。東アジアの対立・和解・共存について、例えば、北朝鮮の核問題を解決するための六者協議に見られるように、当地域の紛争解決メカニズムの確立も見据えて、文化、社会、歴史、政治等から多面的、総合的に、東アジアの安定した関係構築に向けた提言を行います。
日時
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2010年1月30日(土)午後1時〜5時30分 |
場所
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如水会館2階[スターホール] 東京都千代田区一ツ橋2-1-1 電話:03-3261-1101 地図⇒ |
プログラム/講演者
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基調講演 田中均 氏 (財団法人日本国際交流センター シニア・フェロー、東京大学公共政策大学院特任教授、元外務審議官) 「東アジアの安定的発展と日本の役割」 プログラム⇒ ポスター⇒ |
参加費
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シンポジウムのみのご参加は無料です。シンポジウムに引き続き、<スターホール>に於いて懇親交流会を行います(会費制、1,000円)。是非ご出席ください。 |
参加申し込み要領
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2010年1月25日(月)までに以下の項目を明記し、申込先までe-mail又はファクシミリでお送りください。 【氏名(ふりがな)】 【所属】 【連絡先】 【懇親交流会への出欠】 e-mail: fukinosympo0130@ad.hit-u.ac.jp FAX: 042-580-8765 |
主催・問い合わせ先
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主催: 一橋大学 国際共同研究センター 問合せ先: 東アジア政策研究プロジェクト室 電話 042-580-8765 |