公開講座
開催案内
創立150周年記念事業【一橋大学と社会をつなぐ講座シリーズ】
令和7年度 第2回一橋大学公開講座
「AIの時代 どう学び、どう働き続けるか 協力:日本経済新聞社」
不確実性が高まる世界において、これからの日本をとりまく社会環境の変化を予見し、その中で日本の若者たちがどのようにキャリア形成していくのかについて、議論を展開します。特にAI(Artificial Intelligence:人工知能)の活用があらゆる場面で浸透しつつある現代において、人間の仕事や労働の位置づけも変わっていきます。企業が求める人材イメージも変化してゆくと思われます。多角的な問題提起と新しい視点の提供を試みます。
日時 | 2025年11月1日(土) 13:30-16:30 |
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開催方法 | ハイブリッド(会場+オンライン) |
会場 | 一橋大学 国立西キャンパス 如水会百周年記念インテリジェントホール |
定員 | 〔会場〕200名+〔オンライン〕500名 |
参加費 | 無料 |
参加方法 |
事前申込制です。定員になり次第、受付を終了させていただきます。 |
会場参加の 注意事項 |
会場参加をご希望いただいた場合でも、Zoom視聴のご案内を送付させていただきます。 |
ウェビナー 参加の 注意事項 |
○お申し込みいただいた方には、事前にZoomウェビナー参加用のURLをメールにてご連絡いたします。@zoom.usからのメール送信となりますので、受信設定許可をお願いします。 |
主催 | 国立大学法人 一橋大学 |
後援 | 国立市、小平市、立川市、国分寺市、府中市、武蔵村山市 各教育委員会 |
プログラム
13:30 | 開会挨拶 | 西野 和美 一橋大学副学長 |
13:35 | 基調講演 | 「日本型雇用の終焉 働き方の未来」 石塚 由紀夫 日本経済新聞社編集委員 |
14:10 | パネル討論1 | 「ジョブ型とは何?変わる仕事・キャリア」
平松 浩樹 富士通取締役執行役員専務 CHRO 古屋 星斗 リクルートワークス研究所主任研究員 鷲田 祐一 一橋大学大学院経営管理研究科教授・データデザイン研究センター長 [モデレーター] 望月 保志 日本経済新聞社シニアエディター |
15:10 | 休憩 | |
15:20 | パネル討論2 | 「AI時代 情報との向き合い方」
保科 学世 アクセンチュア執行役員 AI センター長 山口 真一 国際大学グローバル・コミュニケーション・センター准教授 池澤 あやか タレント兼ソフトウエアエンジニア [モデレーター] 渡部 加奈子 日本経済新聞社 Minutes by NIKKEI 編集長 |
16:20 | まとめ・閉会挨拶 |
鷲田 祐一 一橋大学大学院経営管理研究科教授・データデザイン研究センター長 |
講演者プロフィール(発表順)
石塚 由紀夫(いしづか ゆきお)
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日本経済新聞社編集委員。1988年に入社し、女性面編集長などを経て2016年現職。雇用システムや個人の働き方、企業の人材戦略を主に担当。1988年早稲田大学教育学部卒業、2015年法政大学大学院経営学研究科修了。23年から慶応義塾大学大学院経営管理研究科非常勤講師(人材マネジメントを担当)。
著書:『資生堂インパクト』(日本経済新聞出版社、16年)、『働く女性ほんとの格差』(同、18年)、『味の素「残業ゼロ改革」』(同、19年)など
平松 浩樹(ひらまつ ひろき)
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富士通株式会社取締役執行役員専務CHRO。1989年富士通株式会社に入社。2009年より、役員人事の担当部長として、役員人事・グローバル役員報酬の制度企画・指名報酬委員会の立上げ等に参画。2015年より営業部門の人事部長として、営業部門の働き方改革を推進。2018年より人事本部人事部長としてタレントマネジメント、幹部社員人事制度企画・ジョブ型人事制度の企画を主導。2020年4月より執行役員常務として、ジョブ型人事制度、ニューノーマル時代の働き方・オフィス改革に取り組んでいる。2024年より現職。
受賞:「HRアワード2023」最優秀個人賞受賞(2023年)
古屋 星斗(ふるや しょうと)
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リクルートワークス研究所主任研究員。2009年一橋大学商学部、2011年一橋大学大学院社会学研究科総合社会科学専攻修了。同年、経済産業省に入省。産業人材政策、福島の復興・避難者の生活支援、政府成長戦略策定に携わる。2017年より現職にて労働市場やキャリア形成を調査・研究。 現在、内閣官房地域働き方・職場改革等推進会議委員、大阪府学校教育審議会審議員、早稲田大学非常勤講師などを務める。
主な著書に「ゆるい職場-若者の不安の知られざる理由」(中央公論新社)、「なぜ『若手を育てる』のは今、こんなに難しいのか」(日本経済新聞出版)、「『働き手不足1100万人』の衝撃」(プレジデント社)等。
鷲田 祐一(わしだ ゆういち)
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一橋大学大学院経営管理研究科教授(データ・デザイン研究センター長)。専門は、マーケティング、イノベーション研究。1991年一橋大学商学部を卒業。(株)博報堂に入社し、マーケティング局、生活総合研究所、イノベーション・ラボで消費者研究、技術普及研究に従事。2003年にマサチューセッツ工科大学に研究留学。2008年東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程を修了(学術博士)。2011年一橋大学大学院商学研究科准教授。2015年より現職。
望月 保志(もちづき やすし)
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日本経済新聞社シニアエディター。1989年国際基督教大学を卒業。日本経済新聞社に記者として入社。主にライフスタイルや家計、若い世代のキャリア形成をテーマに取材活動。日経電子版創刊に携わる。日経アートレビュー編集長、NIKKEIプラス1編集長、NIKKEI STYLE編集長などを経て、2023年より現職。
保科 学世(ほしな がくせ)
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アクセンチュア執行役員 データ&AIグループ日本統括AIセンター長 「アクセンチュア・イノベーション・ハブ東京」共同統括。慶應義塾大学大学院理工学研究科博士課程修了。博士(理学)。アクセンチュアのデータ・AI部門の日本統括として、データドリブン経営改革やAI技術を活用した企業変革を数多く実現。また、先進R&D拠点「アクセンチュア・アドバンスト・AIセンター」の所長として、Accenture AI Hub PlatformやAccenture AI Powered Servicesなど各種開発を統括すると同時に、「アクセンチュア・イノベーション・ハブ東京」の統括として、企業の新規サービス開発も支援。厚生労働省 臨床研究等ICT基盤構築・人工知能実装研究事業評価委員他、中央省庁にて各種委員を歴任。一般社団法人サーキュラーエコノミー推進機構理事。
山口 真一(やまぐち しんいち)
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国際大学グローバル・コミュニケーション・センター准教授。専門は計量経済学、社会情報学、情報経済論。NHK、日本経済新聞などのメディアに多数出演・掲載。他に、早稲田大学ビジネススクール兼任講師、シエンプレ株式会社顧問、日本テレビ放送番組審議会委員、東京都デジタル広報フェローなども務める。また、内閣府「AI戦略会議」をはじめ、総務省、厚生労働省、公正取引委員会などの政府有識者会議の委員を務める。
著書:『ソーシャルメディア解体全書』(勁草書房)、『正義を振りかざす「極端な人」の正体』(光文社)、『なぜ、それは儲かるのか』(草思社)など。
受賞:KDDI Foundation Award 貢献賞、電気通信普及財団賞、組織学会高宮賞など多数。
池澤 あやか(いけざわ あやか)
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1991年大分県に生まれ、東京都で育つ。慶應義塾大学SFC環境情報学部卒業。2006年第6回「東宝シンデレラ」審査員特別賞を受賞し、芸能活動を開始。現在は、情報番組やバラエティ番組への出演やさまざまなメディア媒体への寄稿を行うほか、IT企業に勤め、ソフトウェアエンジニアとしてアプリケーションの開発に携わっている。
著書:『小学生から楽しむ Rubyプログラミング』(日経BP社)、『アイデアを実現させる最高のツール プログラミングをはじめよう』(大和書房)
渡部 加奈子(わたべ かなこ)
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日本経済新聞社の若者向けメディア「Minutes by NIKKEI」編集長。紙面編集からYouTubeのニュース解説まで、わかりやすくニュースを伝える経験が長い。2015年、早稲田大学教育学部教育学科教育心理学専修卒、日本経済新聞社入社。記者として保育政策などの取材に携わる。その後、プランナーとして日経電子版の連載「朝刊1面を読もう」の企画などコンテンツマーケティングを担当。産休・育休をへて、23年にMinutesの創刊編集長。
過去の公開講座
公開講座(旧公開講座)について
今年度の一橋大学公開講座(旧公開講座)は下記の要領で実施しております。
実施形態
- 原則年1回の開催とする。
- シンポジウム形式で、原則として土曜日に実施する。
受講料
- 無料とする。
国立大学法人一橋大学 総務部 広報・社会連携課
〒186-8601 東京都国立市中2-1
TEL 042-580-8058 FAX 042-580-8050
E-mail:res-sr.ml[atマーク]ad.hit-u.ac.jp