中国での活動

中国大学生訪日団が本学を訪れました

 中国日本商会と中日友好協会との共催プロジェクト「走近日企・感受日本(日本企業に触れ日本を感じよう)」の中国大学生訪日団が11月29日、本学を訪れました。今回の来校は日本の大学視察及び日本人学生との交流を目的に企画されたもので、団長、教師を含む一行35名は、本学にてキャンパスツアーや日本人学生との交流会を体験。両国の相互理解が深まる有意義な交流となりました。

 はじめに本学マーキュリータワーにて中国交流センターの志波代表より、本学と北京の中国交流センターの紹介が行われました。学生らは興味深そうに熱心に耳を傾け、メモをとる学生の姿も見られました。

中国人民大学紀学長(左)、一橋大学杉山学長(右)             説明を熱心に聞く学生たち                     キャンパスツアー

 キャンパスツアーでは兼松講堂、図書館などを見学。さらにゼミ学生との交流会では、グループに分かれ、「日中就職活動の違い」をテーマにディスカッションが行われました。ディスカッションでは、本学の中国人留学生による通訳を通して、互いに自国の就職活動の様子を紹介したり、就職活動における問題点について議論を活発に交わすなど、交流会を通じて学生同士の親睦がさらに深まったようでした。

              グループディスカッション                      懇親会

 最後に食事を交えて行われた懇親会では、互いにすっかり打ち解けた様子で笑い声が響くなど、この日初めて顔を合わせた学生同士とは思えないほど大いに盛り上がり、楽しいひとときとなりました。1日という短い時間でしたが、中国人学生にとっても日本人学生にとっても、貴重な交流の機会となったことでしょう。


全員で記念撮影

 「走近日企・感受日本」事業は今回で7回目。日本を訪れたことのない大学生30名に、企業訪問、農業視察、ホームスティや温泉体験など通じて、日本への理解を深めてもらうプログラムです。今回の訪日団一行は11月23日から12月2日までの10日間の日程で、京都、愛知、神奈川、東京など日本各地を訪問。このような事業を通じて、日本への理解と認識が深まり、両国の友好が促進されることを期待します。