中国での活動

中国人民大学との第10回アジア政策フォーラムが開催されました

2023年11月20日、本学の協定校である中国人民大学の蘇州キャンパスで、第10回アジア政策フォーラムが開催されました。本フォーラムは、本学と中国人民大学の間で、2010年に第1回が本学においてホスト開催され、その後回数を積み重ね、今回はコロナ禍で3年間の中断後に再開しました。

 

      

     

今回のフォーラムは、中国人民大学の張東剛党委員会書記、本学の中野聡学長による挨拶で幕を開け、本学の山田敦副学長が本学の出席者の紹介を行いました。

            

その後、「デジタル時代の課題とガバナンス」をテーマに、両大学の多様な分野の研究者により、午前と午後で計8本の研究発表があり、フロア全体で活発な意見が交わされました。本学からは、佐藤仁史 社会学研究科教授が「デジタル時代の中国地域社会史研究――「水域社会」の視角から」、深澤一弘 法学研究科特任講師(12月1日より森有礼高等教育国際流動化機構グローバル・オンライン教育センター講師)が「電子商取引のグローバル・ガバナンス 自由貿易協定における国際ルール形成」、有賀暢迪 言語社会研究科准教授が「計算科学史の開拓――日本の事例を手掛かりに」、徐文臻 経営管理研究科専任講師が「人間中心型行動変容支援AIシステムの公共管理領域への応用可能性」と題する研究発表を順に行いました。

 

            

日中両国で共に社会科学の発展を担う存在として長年にわたり交流を深めてきた中国人民大学と、本フォーラムを通じて、研究分野での一層の交流を今後も展開します。
当日のプログラムはこちらから閲覧することが可能です。