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世界最高水準の教育研究拠点構築のための授業料改定について

世界最高水準の教育研究拠点構築のための授業料改定について

一橋大学は、2020年4月以降の学士課程入学者及び2021年4月以降の大学院(経営管理研究科修士課程・博士後期課程・専門職学位課程)入学者の授業料について、下記のとおり改定いたします。
本学といたしましても、これまで自助努力による収入増や業務の効率化を図るなど様々な経営努力を行ってまいりました。しかしながら、社会科学分野における世界最高水準の教育研究拠点の構築に向けて必要となる大規模な改革を行うためには、他の自己収入の増加策と並行して、安定的な財源の確保が必要なことから、このたび授業料を改定することといたしました。
今回の改定により安定的に得られた財源は、重点領域の教員を採用するなど、教育の質のなお一層の向上に向けて活用し、これまで以上の教育プログラムの充実を図ってまいります。
また、経済的困窮度の高い学生には、本学で学ぶ機会を逸することのないよう、経済的な支援の充実にも努めてまいります。
 

1.引き上げ額
  現行535,800円(標準額)→ 改定後642,960円(107,160円増(120%))

2.対象
  ①(学士課程)全学部
  ②(大学院) 経営管理研究科修士課程・博士後期課程・専門職学位課程

3.授業料改定による教育研究の充実
  【国際競争力の強化】
   ・教育研究の国際競争力向上のための教員の充実
   ・語学教育プログラムの充実
   ・国際認証AACSBの取得による国際水準の教育の充実
  【教育環境の整備】
   ・グローバルアクティブ・ラーニング等の整備

4.実施時期
  ①(学士課程) 2020年4月以降入学者
  ②(大学院)   2021年4月以降入学者

※ 2019年度以前に入学した学士課程の学生及び2020年度以前に入学した大学院(経営管理研究科修士課程・博士後期課程・専門職学位課程を含む)の学生については、当該課程に在籍している期間は、2020年度以降も現在の授業料と同額です。
ただし、現在在籍している課程を卒業又は修了等し、新たに課程に入学し又は進学した場合は、入学・進学時における当該課程の授業料(年額)が適用されます。

学長メッセージ

2020年度以降に入学を希望される皆様及び保護者の皆様
(授業料改定に関するご理解のお願い)

 現代は社会の様々な面でグローバル化とデジタル化が急速に進み、大学においても、教育・研究の更なる国際化と、文系と理系の境界を超えた知の創造と学びの必要性が高まっています。

 本学としても、このような環境変化をひとつの契機として、新たな時代に世界をリードする研究拠点としての機能を強化し、国際水準から見ても質の高い教育を提供する努力を積み重ねていく必要があります。これまでも本学の特長は、卓越した研究者が学生一人ひとりに対して丁寧な教育を提供することによって、社会に貢献するCaptains of Industryを育成することにありました。その基本的な特長を更に強め、グローバルに活躍する第一線の研究者による丁寧な教育を通じてGlobal Captains of Industryを育成する教育研究拠点の形成を本学は目指していきます。そのためには、充実した研究者集団による世界最先端の研究を推進するとともに、その最先端の研究から得られる知見を学士課程教育に常に還元していく必要があります。

 より具体的には、グローバルに活躍する研究者・教育者を増員し、ST(学生/教員)比を改善して、教育・研究をこれまで以上に充実させていきます。本学が目指すグローバルな競争力をもつ教育研究拠点を構築するためには、外国人教員も含めた国際水準の研究者を集めるなど、教員団の質と量を一層高めて手厚い教育を提供するとともに、教育施設・設備等の高度化もはかっていく必要があります。そのためには、持続的な財源の確保が不可欠であり、2020年4月以降に学士課程に入学する学生の授業料を改定することといたしました。
 
 また、大学院経営管理研究科では、国際的な認証機関AACSBによる認証基準を満たすことを目指して、質の高いプロフェッショナル教育を実施しています。教育の質の向上は常に追い求めるべき永遠のテーマです。認証取得後も教育の質の向上を継続しAACSBの認証を維持し続けるためには、カリキュラムの不断の改革・改善とファカルティ・ディベロップメントなど、体系的な活動が必要となります。こうした国際認証はビジネススクール固有の仕組みであるため、大学院については経営管理研究科に特化して2021年4月以降の入学者の授業料を改定いたします。

 なお、本学は2019年9月に文部科学大臣から「世界最高水準の教育研究活動の展開が相当程度見込まれる国立大学法人」である指定国立大学法人の一つとして指定され、最先端の教育研究機関として世界の大学と伍していくことを期待されております。

 今後も、社会科学における世界最高水準の教育研究拠点の構築に向けて、様々な改革に取り組んでまいりますので、ご理解のほど、お願いいたします。

2019年9月
国立大学法人 一橋大学
学長 蓼沼 宏一

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